八重垣 純米大吟醸 青乃無

やえがき じゅんまいだいぎんじょう あおのむ

2026.11.02

華やかな香りと上品な旨味の純米大吟醸

『八重垣 純米大吟醸 青乃無』は、兵庫県姫路市のヤヱガキ酒造が醸す純米大吟醸酒です。麹米には酒米の王様として名高い山田錦、掛米には五百万石を使用し、いずれも精米歩合50%まで磨き上げて丁寧に仕込まれています。蔵では伝統的な寒仕込みや手造りの技を重んじ、良質な軟水とともに米の魅力を引き出しています。

「青乃無」の“無”には、自然の恵みをありのままに活かし、無欲の心で酒を醸すという想いが込められています。爽やかな青りんごを思わせるフルーティーな香りと、穏やかで上品な含み香が特徴で、口に含むとまろやかな旨味が広がります。さらに、自然なふくらみのある味わいと長い余韻が調和し、純米大吟醸らしい気品を感じさせます。

甘みや酸味は過度に主張せず、透明感のある飲み口とバランスの良さが魅力で、和食を中心に幅広い料理と好相性です。刺身や白身魚のカルパッチョ、山菜の天ぷらなどの繊細な味わいを引き立て、懐石料理から家庭料理まで寄り添います。華やかな香りとまろやかな味わいを兼ね備えた、兵庫の酒造りの伝統と技術が息づく一本です。

■飲み方あれこれ!!

花冷え(10℃):

華やかな吟醸香が最も引き立ち、青りんごを思わせる爽やかな香りと透明感のある旨味をバランスよく楽しめます。

涼冷え(15℃):

香りと味わいの調和が良くなり、まろやかな旨味やふくらみのある余韻をゆったりと感じられます。

常温(20℃):

米由来のやさしい旨味が広がり、純米大吟醸らしい上品なコクと落ち着いた味わいを楽しめます。

おすすめのマリアージュ

●刺身(白身魚):

透明感のある旨味と上品な吟醸香が白身魚の繊細な甘みを引き立て、後味まで爽やかにまとまります。

●帆立のカルパッチョ:

青りんごを思わせるフルーティーな香りが帆立の甘みと調和し、軽やかで洗練された味わいを楽しめます。

●山菜の天ぷら:

ほろ苦さと香ばしさに酒のまろやかな旨味が寄り添い、素材本来の風味を引き立てます。

●湯葉料理:

やさしい大豆の甘みと純米大吟醸の上品なコクが重なり、なめらかで奥行きのある味わいになります。

▶「ヤヱガキ酒造株式会社」のこと

「ヤヱガキ酒造株式会社」は、兵庫県姫路市林田町において寛文6年(1666年)に長谷川栄雅が酒屋を創業したことに始まる、350年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。元禄3年(1690年)には本格的に酒造りを開始し、1881年には古歌にちなみ酒銘を「八重墻(やゑがき)」と定めました。以来、播州の地に根ざしながら伝統を守り続け、日本酒を中心に焼酎やリキュールなど幅広い酒類を手掛ける総合酒類メーカーへと発展してきました。

同社の日本酒造りの大きな特徴は、酒米・水・人の技を徹底して追求している点にあります。原料米には兵庫県が誇る酒米の王様「山田錦」を中心に使用し、生産者と連携しながら高品質な原料の確保に努めています。また、仕込み水には名勝「鹿ヶ壺」を源流とする林田川の伏流水を使用。軟水ならではのやわらかさが、きめ細やかで上品な酒質を生み出しています。

酒造りでは今も寒仕込みを重視し、蔵人たちが麹や発酵の状態を細やかに見極めながら手造りの技を継承しています。一方で、酒造研究室の設立や技術開発にも早くから取り組み、伝統と革新を融合させてきました。こうした姿勢は国内外の品評会でも高く評価され、純米大吟醸「青乃無」や「黒乃無」の受賞歴にもつながっています。

「ヤヱガキ酒造」が造る酒は、芳醇な香りと米の旨味、そして後味の良いキレを兼ね備えていることが特徴です。播州の豊かな自然の恵みと長年培われた醸造技術を礎に、地域の伝統文化を受け継ぎながら、現代の食卓や世界の市場にも通じる日本酒造りを続けています。

Data

生産者:ヤヱガキ酒造株式会社

住所:兵庫県姫路市林田町六九谷681

創業:1666年(寛文6年)

TEL:079-268-8080

URL:https://www.yaegaki.co.jp/sake/ (ヤヱガキ酒造公式サイト・直接注文可)

特定名称:純米大吟醸酒

原料米&精米歩合:麹米:山田錦、掛け米:五百万石ともに50%

アルコール度数:15%

酵母: ―

日本酒度:+1

酸度:1.3

容量: 300ml(瓶)、720ml(瓶)、1800ml(瓶)

 

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