玉乃光 純米大吟醸 備前雄町100%

たまのひかり じゅんまいだいぎんじょう びぜんおまち100%

2023.02.10

純米酒復権にこだわり続けた信念の造り手による逸品

『玉乃光 純米大吟醸 備前雄町100%』は、雄町米の個性が輝く逸品。雄町米特有のふっくらとした厚みと、天然の酸味と旨味が絶妙に調和している。一度飲んだらそのバランスの良さが忘れられず、飲むほどに飽きがこない味わいが魅力。

酒造好適米「雄町」(※)は山田錦の祖先となる酒米だが、山田錦とは違った香りと味わいを持っている。 雄町を50%まで磨き、低温でじっくりと醸すことで、華やかな香りとすっきりとした飲み口が楽しめるように仕上げられている。モンドセレクションでも金賞を受賞したことがあるほど評価が高い。

⇒酒造好適米「雄町」(※)

〇雄町は、岡山県南部(備前地方)を中心に栽培されている酒造好適米で、山田錦や五百万石などのルーツにも当たり、この地方で栽培されたものを総称して「備前雄町」という。 しかし、病害虫に弱く、丈が他品種に比べて高かったため台風による倒伏被害も多く、栽培が難しい品種といわれた。

それとともに、酒米の王者・山田錦の台頭などにより、徐々に生産量を減らしていった。 昭和40年代には栽培面積が僅か6haに落ち込むなど、このままでは絶滅するのではと懸念されたが、県内の酒造メーカーが中心となり栽培を復活、玉乃光酒造もまたその再興に尽力した。現在では作付面積も増加傾向となっている。

フルーティで気品ある吟醸香、天然の酸味とふっくらとした厚みのあるボディとなめらかな喉越しは、料理の味を引き立て飲み飽きすることがない。

飲み方としては、やっぱり冷やして楽しむのが一番のおススメ。華やかな香りとスッキリとした口当たりが引き立つ。お猪口か、少し広めのグラスに注いで、その芳醇な香りをじっくりと楽しむのもいい。

▶「玉乃光酒造株式会社」のこと

和歌山市寄合町に初代・中屋六左衛門が紀州藩の第二代藩主・徳川光貞の免許を受け1673(延宝元)年に創業。戦後になって、現在の京都伏見に移転した。 「玉乃光」は、代々の当主が紀州熊野の速玉神社に帰依しており、主神たる「イザナギノミコト、イザナミノミコトの御魂が映える」という意味があると伝えられる。

醸造アルコールの添加が当然に行われていた1964(昭和39)年に、業界に先駆けて米100%の純米清酒を復興させた酒蔵。 当時この酒を贈られた醸造学の世界的権威・坂口謹一郎博士の書簡には、「……無添加の上に十分の熟成を経られました銘醸(後略)」とある。

酒米にこだわり、かつて幻の酒米と言われた岡山県の有機肥料のみで栽培された「備前雄町」、酒米の王者・兵庫県の「山田錦」、そして京都で誕生した「祝(いわい)」など、全国の生産者と栽培契約を結んでいる。 こ

うして厳選された酒米を、伏見の水を使い「一麹、二酛、三造り」といわれる基本の工程を忠実に守った酒造りを身上としている。造られるのは、純米吟醸酒と純米大吟醸酒のみである。

▶「玉乃光酒造株式会社」の歴史(年表)

1673年(延宝元年):

初代・中屋六左衛門が紀州藩主・徳川光貞公より酒造免許を賜り、和歌山で御用蔵として創業した。

1650年頃(推定):

創業年1673年は初代の没年とされる記録があり、実際の酒造り開始は1650年頃と考えられている。

江戸期(年代不詳):

酒銘「玉乃光」が誕生。熊野速玉大社の宮司により命名され、「御魂が酒に映えるように」という願いが込められた。

明治中期(19世紀後半):

和歌山県で一番の酒造家と評されるほど発展し、紀ノ川沿いに広大な農地を所有するなど地域で大きな存在となった。

1945年(昭和20年)7月9日:

和歌山市が空襲を受け、前身の中六酒造の蔵が全焼。農地解放も重なり、財産の多くを失う。

戦後(1945年以降):

復員した11代目・宇治田福時氏が和歌山で再建を開始。その後、京都伏見にも酒蔵を構える。

1964年(昭和39年):

業界に先駆けて、醸造アルコールや糖類を添加しない「純米酒(無添加清酒)」を発売。純米酒復活の先駆者となる。

1969年(昭和44年):

京都・伏見に本格的に拠点を移し、酒造りを開始。水の良さを活かした酒造りが定着する。

2023年(令和5年):

創業350周年を迎える。純米酒へのこだわりを貫き、伝統と革新を両立する酒蔵として評価される。

Data

生産者:玉乃光酒造株式会社

住所:京都府京都市伏見区東堺町545-2

創業:1673(延宝元)年

TEL:075-611-5000

URLhttp://www.tamanohikari.co.jp/ (直接注文可)

特定名称:純米大吟醸酒

原料米&精米歩合:麹米、掛米ともに雄町50%

アルコール度数:16.2%

酵母:協会901号

日本酒度:+3

酸度:1.7

容量:180ml(瓶)、300ml(瓶)、720ml(瓶)、1800ml(瓶)

 

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