金虎 純米

きんとら じゅんまい

2026.10.25

米の旨味を素直に引き出した親しみやすい純米酒

『金虎 純米』は、米の旨味を丁寧に引き出す“素朴で親しみやすい”味わいを大切にした純米酒です。原料米には地元産の酒造好適米を中心に用い、過度に磨きすぎない精米歩合で仕込むことで、米本来のふくらみと穀物の香りを自然な形で残しています。

仕込み水は柔らかな軟水系で、ゆるやかな発酵を促し、雑味の少ない滑らかな口当たりを実現。香りは控えめで、ほのかに甘い米の香りが漂い、食事を邪魔しない穏やかな印象が特徴です。

味わいは、口に含むと米の旨味がじんわり広がり、後半はすっきりとしたキレが現れるバランス型。冷酒では軽快で透明感のある飲み口、常温やぬる燗ではふくらみのあるコクが楽しめ、日々の食卓に寄り添う「普段着の日本酒」として幅広い料理と好相性の一本です。

■飲み方あれこれ!!

上燗(45℃):

米の旨味がふくらみ、香りがやさしく立ち上がる温度帯です。口当たりは柔らかく、穀物の甘みがほどよく広がり、後半にすっきりしたキレが現れます。食中酒として最もバランスが良く、料理との相性が安定します。

ぬる燗(40℃):

穏やかな香りと米のふくらみが心地よく、やわらかい旨味がじんわりと広がります。冷酒よりも輪郭が丸くなり、常温よりも立体感が出るため、日常的に飲みやすい落ち着いた味わいになります。

涼冷え(15℃):

透明感のある軽快な飲み口が際立ち、すっきりしたキレが心地よく感じられます。香りは控えめで、食事の邪魔をしない爽やかな印象。暑い時期や軽い料理と合わせると、より引き締まった旨味が楽しめます。

おすすめのマリアージュ

●焼き鳥(塩):

穏やかな香りと米の旨味が、鶏の脂の甘みとよく寄り添います。後半のすっきりしたキレが、口中を軽く整えて次の一口を誘います。

●白身魚の昆布締め:

柔らかな旨味が魚の繊細な甘みと重なり、昆布の旨味を引き立てます。冷やして合わせると、透明感のある飲み口がより上品に感じられます。

●だし巻き卵:

ふくらみのある米の旨味が、卵のまろやかさと調和します。ぬる燗にすると、穏やかな香りがだしの風味を包み込み、食中酒として心地よい一体感が生まれます。

●豚の生姜焼き:

甘辛いタレと生姜の香りに、柔らかな口当たりがよく合います。後半のキレが油を軽く切り、料理のコクを引き立てながら飲み疲れしない組み合わせになります。

▶「金虎酒造株式会社」のこと

「金虎酒造株式会社」は、地域に根ざした酒造りを続ける蔵として、創業以来“米の旨味を素直に引き出す酒”を信条にしてきた。地元の農家との結びつきが強く、原料米には周辺地域で育てられた酒造好適米を中心に採用し、土地の風土をそのまま酒に映し出すことを重視している。

精米は過度に磨きすぎず、米本来のふくらみや穀物の香りを残す方針で、素朴で親しみやすい味わいを目指す姿勢が一貫している。仕込み水は柔らかな軟水系で、発酵を穏やかに進めることで雑味の少ない滑らかな口当たりを実現。醪管理では、急激な温度変化を避け、自然な発酵の流れを尊重する丁寧な手仕事が特徴である。

香りは控えめで、食事に寄り添う落ち着いた酒質を志向しており、食中酒として日常の食卓に馴染む酒を多く生み出してきた。伝統的な製法を守りつつも、現代の嗜好に合わせた軽快な飲み口や、燗酒でふくらむ旨味を意識した造りにも取り組み、地域の酒文化を支える存在として親しまれている。

Data

生産者:金虎酒造株式会社

住所:愛知県名古屋市北区山田3-11-16

創業:1845年(弘化2年)

TEL:052-981-3960

URL:https://kintora.jp/  (金虎酒造公式サイト・直接注文可)

特定名称:純米酒

原料米&精米歩合:麴米・掛米ともに若水・一般米60%

アルコール度数:15〜16%

酵母: ―

日本酒度:+2〜+3

酸度:1.6〜1.8

容量: 720ml(瓶)、1800ml(瓶)

 

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