グレンモーレンジィ オリジナル

Glenmorangie Original

2026.04.21

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華やかで柑橘系の香り漂うスコットランドの人気モルト

『グレンモーレンジィ オリジナル』は、スコットランド・ハイランド地方テインにあるグレンモーレンジィ蒸留所が手がける、世界的に高い評価を受けるシングルモルトウイスキーである。蒸留所は1843年創業の老舗で、特に“スコットランドで最も背の高いポットスチル”を使用することで知られ、その高さゆえに重い成分が戻され、非常に軽やかで繊細な酒質が生まれる。オリジナルはその特徴を最も純粋に表現した10年熟成の定番ボトルで、バーボン樽熟成による華やかな香りと滑らかな口当たりが魅力となっている。

香りは、オレンジ、レモン、白桃、洋梨といった明るいフルーツが軽やかに立ち上がり、バニラ、蜂蜜、アーモンドの甘いニュアンスが続く。花の蜜を思わせる柔らかいアロマが全体を包み込み、非常にエレガントで上品な印象を与える。口に含むと、柑橘の爽やかさと麦芽の甘みがバランスよく広がり、バーボン樽由来のバニラクリームやトフィーの甘さが滑らかに重なる。アルコールの刺激は穏やかで、軽快ながらも奥行きのある味わいが楽しめる。

余韻は中程度で、柑橘の甘酸っぱさとバニラの柔らかな甘みが心地よく続き、最後にほのかなスパイスが全体を引き締める。スモークはほとんどなく、クリーンで飲みやすいスタイルのため、ウイスキー初心者にも愛好家にも広く支持されている。

「グレンモーレンジィ オリジナル」は、華やかで軽やかなハイランドモルトの魅力を象徴する一本であり、日常の一杯から特別な時間まで幅広く寄り添う、完成度の高いシングルモルトである。

■飲み方あれこれ!!

ロック:

グレンモーレンジィ オリジナルの華やかな柑橘香が冷却によって引き締まり、オレンジやレモンの爽やかさがよりクリアに感じられる。バニラや蜂蜜の甘みは控えめになり、代わりに白桃や洋梨のようなフルーティさがすっきりと広がる。氷が溶けるにつれ、バーボン樽由来のクリーミーな甘さがゆっくりと顔を出し、軽やかでエレガントな余韻が続く。

トワイスアップ:

1:1の加水で香りが大きく開き、オレンジ、白い花、バニラクリームの華やかなアロマがふわりと立ち上がる。アルコールの刺激が和らぐことで、オリジナルの特徴である“軽やかで繊細な甘さ”が最も豊かに感じられる飲み方。口当たりは非常に滑らかで、柑橘の甘酸っぱさと麦芽の柔らかな甘みが調和し、余韻にはアーモンドのような優しい香ばしさが残る。

ソーダ割り:

柑橘の明るい香りがソーダの刺激とともに弾け、オレンジやレモンの爽快感が際立つ。バニラや蜂蜜の甘さが軽やかに広がり、非常に飲みやすく上品なハイボールに仕上がる。スモークがないため食中酒としても万能で、軽快でクリーンな味わいが長く続く。昼下がりにも合う、爽やかで華やかな一杯になる。

 

▶「グレンモーレンジィ蒸留所」のこと

「グレンモーレンジィ蒸留所」は、インヴァネスから北へ向かったロス州のドーノック湾南岸沿い、ハイランド北部テインの町はずれににある。1843年、バルブレア蒸留所の共同経営者だったウィリアム・マセソンが、古いビール工場を改造して創業した。

ウイスキーの産地としてはハイランドに分類され、周辺は古くから密造酒造りが行われ、良質の水とピートの産地でもある。1918年からは、マクドナルド&ミュアー社の所有となったが、2004年にモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンに買収され、グレンモーレンジィ社に社名変更している。

「グレンモーレンジィ」とは、ゲール語で「大いなる静穏の渓谷」の意味といわれているが、確かなことはわかっていない。創業時当初は資金が十分でなかったため、蒸留所の規模も小さく、ジンの蒸留に使われていた中古のポットスチルが2基だけだった。

そのスチルは、ネックが異様に長い形をしていて、これがグレンモーレンジィ独特のピュアな酒質を生み出す要因ともなった。 首の長さは5.14m。スコットランドにある蒸留所の中で最も高く、後にリニューアルした際にも全く同じ形、サイズのものをつくっている。

仕込み水には、石炭岩と砂岩層を通り抜けた、ウイスキーでは珍しいミネラル豊富なターロギーの泉の湧き水、熟成には、すべてバーボン樽を使用している。 そのため、わざわざアメリカのミズーリ州で自らホワイトオークの原木を調達して製樽、それをバーボン業者に貸し付けている(デザイナーカスクと呼ばれる)。

「グレンモーレンジィ」は樽の先駆者ともいえる蒸留所で、シェリーやポート、マデイラなどのワイン樽に詰め替えて後熟するウッド・フィニッシュを施したウイスキーを、初めて市場に投入した蒸留所でもある。現在ポットスチルは、蒸気蒸留方式のものを初留4基、再留4基、合計8基所有している。

ブレンド用には供給せずに、すべてをシングルモルトとして出荷。華やかで軽く、花や柑橘類を思わせる香りとクリーンで繊細な味わいは、スコットランドでも一・二を争う人気モルトとなっている。

▶「グレンモーレンジィ蒸留所」の歴史(年表)

1843年:

ウィリアム・マセソンがハイランド地方テインにグレンモーレンジィ蒸留所を創業する。もともと敷地には18世紀から稼働していたビール醸造所があり、その設備を活用してウイスキー造りが始まる。

1887年:

蒸留所が拡張され、スコットランドで最も背の高いポットスチルが導入される。高さ約5.14mのスチルは現在まで続く“軽やかでエレガントな酒質”を生み出す基盤となる。

1918年:

第一次世界大戦後の不況の中、蒸留所はマクドナルド&ミュア社(後のグレンモーレンジィ社)に買収される。これにより経営が安定し、ブランドとしての成長が加速する。

1959年:

設備の近代化が進み、蒸留所の生産能力が向上する。バーボン樽熟成を中心としたスタイルが確立され、現在の「オリジナル」につながる酒質が形成されていく。

1959年:

設備の近代化が進み、蒸留所の生産能力が向上する。バーボン樽熟成を中心としたスタイルが確立され、現在の「オリジナル」につながる酒質が形成されていく。

1980年代年:

世界的なシングルモルト人気の高まりを背景に、グレンモーレンジィは“軽やかで華やかなハイランドモルト”として国際的な評価を確立する。輸出市場での存在感が大きく高まる。

1994年:

ウッドフィニッシュシリーズが本格展開される。ポート、シェリー、マディラなど多彩な樽での後熟が注目され、グレンモーレンジィは“樽使いの革新者”として知られるようになる。

2004年:

フランスの高級ブランドグループ LVMH が蒸留所を買収。設備投資が進み、品質管理とブランド戦略が強化される。世界的な高級シングルモルトとしての地位が確立される。

2010年:

蒸留所の大規模な改修が行われ、ポットスチルが増設される。伝統的な高さを維持しつつ生産量が拡大し、安定した供給体制が整う。

2020年:

サステナビリティへの取り組みが強化され、環境負荷を抑えた蒸留所運営が本格化する。再生可能エネルギーの活用や水資源管理が進む。

2023年:

観光施設がさらに整備され、グレンモーレンジィ蒸留所はハイランド地方の人気観光地としての地位を確立する。伝統と革新を両立したブランドとして世界中のモルトファンから支持を集める。

Data

蒸留所:グレンモーレンジィ蒸留所(グレンモーレンジィ社)

所在地:ハイランド地方 ロス・アンド・クロマーティ州 テイン ドーノック湾沿岸

URL:https://www.glenmorangie.com/

創業年:1843年

蒸留器:ボール型(初×6基、再×6基)

アルコール度数:40度

容量:700ml(瓶)

 

 

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