田沢湖ビール ピルスナー

Tazawako Beer Pilsner

2025.08.04

旅の思い出に田沢湖のクラフトビール

『田沢湖ビール ピルスナー』は、秋田県仙北市の豊かな自然と職人の情熱が融合した、爽快感あふれるクラフトビールです。スタイルはドイツ発祥の「ドルトムンダー」で、下面発酵によるすっきりとした喉越しが特徴。美しく輝く黄金色の液体は、見た目にも爽快感を演出し、暑い季節や風呂上がりの一杯にぴったりです。

このピルスナーは、最高級のピルスナーモルトと、チェコ産のザーツ・ザーツというファイン・アロマホップを使用して醸造されており、麦芽の旨みとホップの香りが絶妙に調和しています。飲み口は軽やかでありながら、しっかりとした味わいがあり、クラフトビール初心者から愛好家まで幅広く支持される一本です。

田沢湖ビールは、1997年に秋田県第一号の地ビールとして誕生し、ドイツの「ビール純粋令」の精神を受け継ぎ、モルト・ホップ・水・酵母のみで醸造する伝統的なスタイルを守っています。その品質は国内外のビールコンペティションでも高く評価されており、「ワールド・ビア・アワード」ではドルトムンダー部門で世界一を複数回受賞(※)するなど、実力派のクラフトビールとして知られています。

飲み頃温度は約5℃。天ぷらなどの揚げ物や、和食・イタリアンとの相性も抜群で、食中酒としても優秀です。田沢湖の澄んだ空気と水を感じながら味わうこのピルスナーは、まさに地域の魅力を凝縮した一杯。観光のお土産にも、日常のご褒美にもふさわしい逸品です。

■飲み頃温度

〇「田沢湖ビール ピルスナー」の飲み頃は約5℃前後がおすすめ。冷蔵庫でしっかり冷やした状態がベストですが、キンキンに冷やしすぎると香りが閉じてしまいます。グラスに注いだ後、少しだけ置いて香りを開かせるのもおすすめです。細身のピルスナーグラスやゴブレット型がおすすめ。泡立ちが美しく、香りも立ちやすくなります。透明なグラスで黄金色の美しさを楽しむのもポイントです。グラスを斜めにしてゆっくり注ぎ、最後に泡を立てることで、見た目も美しく、炭酸の刺激も程よくなります。泡は約2〜3cmが理想。香りを閉じ込め、口当たりをまろやかにします。

■ドルトムンダー部門で世界一を複数回受賞?(※)

〇実は「田沢湖ビール ピルスナー」はその名前から「ピルスナー」と思われがちですが、公式には ドルトムンダー(Dortmunder)スタイルとして位置付けられています。ドイツ的な滑らかさやモルトの旨みを重視しているため、ピルスナーの名を冠しながらも、スタイルとしてはドルトムンダーに近い設計になっています。

 

▶「わらび座」のこと

「株式会社わらび座」は、秋田県仙北市田沢湖町を拠点に、演劇を中心とした文化活動を展開してきた企業です。その起源は1953年、民俗芸能を生活に根ざした文化として捉えた創設者・原太郎氏が、東京から秋田へ移住し、地域の伝統芸能を基盤に舞台芸術を創作したことに始まります。1971年には法人化され、劇団活動に加え、温泉宿泊施設「温泉ゆぽぽ」や常設劇場「わらび劇場」を開設。これらを含む複合文化施設「たざわこ芸術村(現・あきた芸術村)」を形成し、地域と密着したエンターテインメントを提供してきました。

その多角的な事業の一環として誕生したのが「田沢湖ビール」です。1994年の酒税法改正により地ビール製造のハードルが下がったことを受け、わらび座は「新しい文化の創造」という理念のもと、1997年に秋田県第一号の地ビールとして田沢湖ビールを立ち上げました。初代工場長・小松勝久氏はドイツやチェコで本場の醸造技術を学び、「3リットル飲めるビール」をスローガンに掲げ、飲み飽きない味わいを追求。すっきりとした飲み口と麦芽の旨み、ホップの香りが調和したクラシカルなスタイルを基盤に、安定した品質を守り続けています。

田沢湖ビールの特徴は、ドイツの伝統的な製法に基づき、モルト・ホップ・水・酵母のみを使用する純粋なレシピ。ホップはチェコ産「ザーツ・ザーツ」を中心に使用し、苦味を抑えた飲みやすさを実現。酵母の特性を活かした発酵管理により、繊細な香りと味わいを引き出しています。また、ブナや桜の天然酵母を用いた独自のビールや、龍角散とのコラボによるハーブビールなど、地域性と創造性を融合させた商品開発にも積極的です。

現在は2代目工場長・佐々木純一氏が醸造を担い、クラフトビールの新たな可能性を探求しながら、国内外のコンペティションで数々の受賞歴を誇るブランドとして成長を続けています。わらび座の文化的背景と地域への愛が、田沢湖ビールの一杯に込められているのです。

▶「わらび座」の歴史(年表)

1948年:

原太郎氏が東京で劇団「海つばめ(第一次)」を創立。

1951年:

劇団「海つばめ(第二次)」として再発足。

1952年:

劇団名を「ポプラ座」に改名し、北海道で巡回公演。

1953年:

秋田県仙北郡田沢湖町(現・仙北市)に定着、「わらび座」と改名。

1971年:

法人化し「株式会社わらび座」設立。

1989年:

初の訪欧公演(フランス・イタリア・東ドイツ・ソ連)。

1995年:

常設劇場「わらび劇場」でオリジナルミュージカル公演を開始。

1996年:

「たざわこ芸術村」構想が本格始動(劇場・温泉・ホテル・工芸館などを併設)。

1997年:

秋田県初の地ビール「田沢湖ビール」醸造開始。

2014年:

「たざわこ芸術村」を「あきた芸術村」に名称変更。

2017年:

タイの大手旅行会社「S.M.Iグループ」と業務提携し、インバウンド事業強化。

2021年9月:

新法人「一般社団法人わらび座」設立。

2021年10月:

株式会社わらび座が民事再生法を申請。

2021年11月:

民事再生手続開始決定。事業は新法人へ移管予定。

Data

製造元:株式会社わらび座

住所:秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430

創業:1953年

TEL:0187-44-3988

URLhttps://www.warabi.jp/ (わらび座公式HP 通販可)

スタイル:ドルトムンダー(下面発酵)

原料:麦芽、ホップ

アルコール度数:5.0%

内容量:330ml

 

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