ベアレン醸造所 ベアレン クラシック

Baeren Brewery Baeren Classic

2025.08.01

盛岡発本格ラガーの王道

盛岡の地で生まれた『ベアレン クラシック』は、伝統的なドイツスタイルをルーツに持つ、本格的なクラフトラガービールです。1900年代初頭のビール純粋令を踏襲し、麦芽・ホップ・水・酵母のみを使用して丁寧に造られています。特にこだわりは、ヨーロッパ産の上質な麦芽を贅沢に使った深みのある味わいと、適度な苦味がバランス良く調和した飲み口。モルトの芳醇な香りが立ち上がり、口に含めばコクのある旨味がじわりと広がります。

また、「ベアレン クラシック」はどんな料理にも寄り添える万能さが魅力です。洋食はもちろん、和食とも自然になじみ、食事の時間を一層豊かなものにしてくれる存在。地元・盛岡のクラフトビール文化を牽引するブランドとして、ベアレン醸造所の職人たちの情熱と技術が詰まった一本です。

日常のなかで気軽に楽しめる味わいながら、造り手の想いが感じられるクラシックラガー。飲み飽きず、誰もが安心して手に取れる定番として、長年にわたり地元に愛されてきました。伝統と品質に裏打ちされた「ベアレン クラシック」は、ビールを通じて時間や場を彩る、そんな存在です。

■飲み頃温度

〇5〜8℃前後がおすすめ。冷蔵庫から出してすぐでも爽快感があり、少し温度を戻すとモルトの香りやコクが開いていきます。夏はやや冷たく、冬は少しぬるめでも美味しいオールシーズンビールです。タンブラー型グラスだと、香りと泡立ちのバランスを活かしやすい。グラスは清潔でキンキンよりもやや冷えくらいが香りの立ち方にちょうどいい。やさしく注ぎ、豊かでクリーミーな泡を楽しむのが理想。


▶「株式会社ベアレン醸造所」のこと

「株式会社ベアレン醸造所」は、2001年に岩手県盛岡市で創業されたクラフトビールメーカーであり、「世界に通用するうまいビールを造りたい」という想いから誕生しました。地ビールブームが下火になりつつあった時代に、あえて本格的なビール造りに挑戦したその姿勢は、現在のクラフトビール文化の礎のひとつとも言えるでしょう。

■ベアレン醸造所

「ベアレン醸造所」の最大の特徴は、南ドイツで100年以上前に使われていたヴィンテージの醸造設備を導入している点です。創業者たちは、単なる観光土産や一過性の流行ではなく、地域に根ざした「本物のビール文化」を築くことを目指し、ドイツから銅製の仕込み釜や冷却槽などを船で運び、日本で再稼働させました。この設備を活かし、ヨーロッパ伝統の製法を忠実に再現することで、クラシックなスタイルのビールを手造りで醸しています。

原料にも強いこだわりがあり、麦芽はドイツの老舗メーカー・カール・ビンデバルト社から直接仕入れています。醸造にはドイツ人ブラウマイスターの技術も取り入れ、麦汁の仕込みから発酵・熟成まで、細部にわたって丁寧な工程を重ねています。その結果、ベアレンのビールはモルトの風味が豊かで、飲み飽きない味わいが特徴。特に「ベアレン クラシック」は、100年前のドルトムントのレシピを再現したラガーで、コクと苦味のバランスが絶妙な逸品です。

社名の「ベアレン」はドイツ語で「熊(複数形)」を意味し、岩手の自然と職人の力強さを象徴しています。代表取締役の嶌田洋一氏は、創業時から営業・広報を担い、地域に根ざしたビール文化の創出に尽力してきました。彼の理念は「本物のプレミアムビールを造ること」と「地域に愛されるビール文化を育てること」。その想いは、地元の人々だけでなく全国のクラフトビールファンにも広く支持されています。

「ベアレン醸造所」は、単なるビールメーカーではなく、岩手からビール文化を発信する存在として、今もなお進化を続けています。伝統と革新が融合したその姿勢は、クラフトビールの未来を照らす灯のようなものです。

▶「株式会社ベアレン醸造所」の歴史(年表)

2001年:

有限会社ベアレン醸造所として設立(資本金300万円)。

2001年:

南ドイツの100年以上前の醸造設備を導入(※)し、本格的なクラシックビール造りを開始。

2008年1月22日:

貯蔵タンクの破裂事故が発生。従業員が巻き込まれ死亡。製造を一時休止。

2008年3月26日:

安全対策を講じたうえで、ビール製造を再開。

2008年7月:

直営店「ビアパブ ベアレン」1号店を盛岡市材木町に開業。

2010年7月:

直営2号店「ビアバー ベアレン」を盛岡市中ノ橋通に開業。

2012年:

東京ビッグサイトで開催された「TOHOKU FOOD EXPO 2012」に出展。

2015年:

台湾への海外輸出を開始。

2016年〜2018年:

香港、オーストラリア、シンガポール、米国、カナダ、スイス、イタリアへ展開。

2018年:

米国への輸出強化。海外展開に本格的に取り組み始める。

2019年:

岩手県雫石町に新工場を建設・稼働開始。缶ビールの製造ラインを導入。

2022年:

嶌田洋一氏が代表取締役社長に正式就任。

■南ドイツの100年以上前の醸造設備を導入(※)

〇 ベアレン醸造所は創業時、「本物のビールを造る」ことを目指し、南ドイツの老舗ブルワリーで使われていた銅製の仕込み釜や冷却槽などの醸造設備を買い付けました。これらは100年以上前に実際に稼働していたヴィンテージ設備で、ヨーロッパの伝統的なビール造りを支えてきたものです。設備は船で日本へ輸送され、盛岡の旧工場跡地を改装して設置。レンガ造りの建物に、歴史ある機械が息を吹き返しました。

- 銅製の仕込み釜は熱伝導性が高く、麦汁の加熱が均一に行えるため、モルトの風味を引き出すのに最適。冷却槽による自然放冷は、急激な冷却を避け、酵母に優しい環境を整える伝統的な手法です。これらの設備を使うことで、ベアレンのビールはクラシックな味わいと深みのあるコクを実現しています。

Data

製造元:株式会社ベアレン醸造所

住所:岩手県盛岡市北山1ー3ー31

創業:2003年

TEL:019ー606ー0766

URLhttp://iwatebeer-de-happy.com/ (直接注文可)

スタイル:ドルトムンダー(下面発酵)

原料:麦芽、ホップ

アルコール度数:6%

内容量:330ml(瓶)、350ml(缶)

 

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