Michinoku Fukushima Beer Peach Ale
2025.08.14

桃の甘みと麦のコクの絶妙なハーモニー
『みちのく福島路ビール ピーチエール』は、福島県の自然と職人技が融合した、香り高く繊細な味わいのクラフトビールです。福島市郊外のアンナガーデンに醸造所を構える「福島路ビール」が手がけており、地元産の完熟桃を贅沢に使用することで、果実本来の甘みと芳醇な香りを最大限に引き出しています。
このピーチエールは、エールタイプのビールに福島県伊達市の農園で選果された桃を加えることで、フルーティーで爽やかな飲み口を実現。アルコール度数は控えめで、ビールが苦手な方でも楽しめるやさしい味わいが特徴です。口に含むと、まず桃の華やかな香りが広がり、後味には麦芽のまろやかさが残る絶妙なバランス。食前酒としても、軽めの料理とのペアリングにも相性が良く、季節感を演出する一杯として人気があります。
また、福島路ビールは地産地消を大切にしており、地域の農家との連携を通じて、福島の魅力を全国に発信しています。ピーチエールはその象徴とも言える存在で、観光客のお土産やギフトとしても好評。みちのくの風土と旬の果実が詰まったこのビールは、クラフトビールの枠を超え、福島の文化や情緒を味わう体験そのものです。ビール好きはもちろん、新しい味に出会いたい人にもおすすめの逸品です。
■飲み頃温度
〇飲み頃は冷やしすぎず7〜10℃位で。ピーチエールは香りが命。冷蔵庫でキンキンに冷やすよりも、少し温度を上げて香りを引き出すのがポイントです。飲む10分前に冷蔵庫から出しておくとベスト。グラスはチューリップ型がおすすめ。香りを閉じ込めて立ち上げる形状が、ピーチのアロマを最大限に引き出します。ワイングラスでも代用可能です。桃の甘みがあるので、タルトやバニラアイス、パンナコッタなどのスイーツと好相性。甘さが重なりすぎないよう、軽めのデザートがおすすめ。
▶「有限会社 福島路ビール」のこと
「有限会社 福島路ビール」は、1997年に福島市郊外の観光地「アンナガーデン」内で創業された家族経営のクラフトブルワリーです。美しい吾妻連峰を望む丘陵地に位置し、自然豊かな環境の中で、地元の素材を活かしたビール造りを続けています。創業者は吉田重男氏で、現在はその息子である吉田真二氏が醸造責任者を務め、地域に根ざしたクラフトビール文化を育んでいます。
「福島路ビール」の最大の特徴は、地元産の果物をふんだんに使ったフルーツビールの展開です。特に「桃のラガー」や「ピーチエール」は、福島県伊達市の伊達農園で育てられた高品質な白桃「あかつき」を使用しており、果汁を搾って冷凍保存することで、年間を通じて安定した品質のビールを提供しています。桃の香りを最大限に引き出すため、主発酵後に果汁を加えて二次発酵させるという独自の製法を採用しており、醸造には通常の2倍近い時間をかけるこだわりようです。
また、「福島路ビール」はドイツスタイルのビール造りを基本とし、ピルスナー、ヴァイツェン、デュンケルなどの定番商品も展開しています。使用する麦芽はヨーロッパ産を中心に、その年の出来が良いものを厳選して調合。水は吾妻山系の伏流水を使用しており、超軟水による滑らかな口当たりが特徴です。酵母や麦芽の管理にも細心の注意を払い、品質の安定と味の再現性を徹底しています。
「福島路ビール」は、東日本大震災の際にも地域との絆を深めながら復興に尽力し、風評被害に苦しむ農家と連携して果物の有効活用を進めてきました。その姿勢は「福島のおいしいビールで恩返しをしたい」という想いに表れており、クラフトビールを通じて地域貢献を果たす姿勢が多くのファンの共感を呼んでいます。
現在では、アンナガーデン内の直営店「PROST」での販売やイベント出店を通じて、福島の魅力を全国に発信。小規模ながらも、丁寧な手仕事と地域愛に満ちたビール造りで、福島路ビールは東北を代表するクラフトブルワリーのひとつとして確かな存在感を放っています。
▶「有限会社 福島路ビール」の歴史(年表)
1997年(平成9年):
株式会社セイコーが福島市のアンナガーデン内に「福島路ビール工場」を開設。吉田重男氏が立ち上げに関与。
2003年:
吉田氏が事業を譲り受け、有限会社 福島路ビールとして独立・設立。OEM生産を中心に事業を拡大。
2005年頃:
東京のアグネスビール㈱との提携により製造設備を拡充。OEM生産量が地ビール業界でもトップクラスに。
2011年:
日本大震災と福島第一原発事故が発生。工場は無事だったが、風評被害によりOEM受注が激減。自社ブランド強化へ舵を切る。
2012年以降:
地元農家との連携を強化し、福島県産果物を活用したフルーツビールの開発を本格化。伊達農園との協力で「桃のラガー」などを展開。
2014年:
希少品種「黄金桃」を使ったフルーツビールの開発に着手。果汁比率を高めた高品質な製品づくりを推進。
2015年:
東経連ビジネスセンターの「マーケティング・知的財産事業化支援事業」に採択。販路拡大とブランド戦略を強化。
2020年代前半:
自社ブランドの売上がOEMを逆転。イベント出店や直営店「PROST」での販売を通じて、福島の魅力を全国へ発信。
2025年:
「桃のラガー」がジャパン・グレートビア・アワーズ2025で銀賞を受賞。地域密着型クラフトビールとしての評価が高まる。
Data
製造元:有限会社 福島路ビール
住所:島県福島市荒井字横塚3-182
創業:- 2003年(平成15年)
TEL:024-593-5859
URL:https://www.f-beer.com/ (有限会社 福島路ビール公式サイト:通販可)
スタイル:フルーツ・エール(上面発酵)
原料:麦芽、ホップ、液糖、果汁(福島県産桃)、香料
アルコール度数:6.0%
内容量:330ml(瓶)
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