デュベル 666

Duvel 666

2025.08.08

デュベル史上最もカジュアルな悪魔

ベルギーの名門醸造所、デュベル・モルトガットが創業150周年を記念して生み出した『デュベル 666』は、伝統と革新が融合したベルジャン・ブロンドエールです。アルコール度数は象徴的な6.66%。西洋で“悪魔の数字”とされるこの数値にちなんだネーミングは、ブランド名「デュベル(=悪魔)」との絶妙なリンクを感じさせます。

見た目はやや濁りのある淡いゴールドで、きめ細かく持続性のある泡立ちが特徴。香りはバナナや洋梨、オレンジピール、レモンなどのフルーティーなニュアンスに加え、はちみつや干し草のような複雑なアロマも感じられます。味わいは甘み・苦味・酸味のバランスが良く、柔らかくなめらかな口当たりとともに、フルボディのしっかりとした飲みごたえを楽しめます。

このビールの魅力は、6種のホップを組み合わせたドライホッピングによる豊かな香りと、瓶内二次発酵によって生まれる酵母の風味とボディ感。オリジナルのデュベル(8.5%)よりも軽快で、よりカジュアルに楽しめる設計ながら、デュベルらしい“パンチ”はしっかりと健在です。

「デュベル 666」は、悪魔的な名前とは裏腹に、天国のようにフレッシュでフルーティー。クラフトビール初心者から通好みのファンまで幅広く楽しめる、洗練された一杯です。

■飲み頃温度

〇適温は6〜8℃位で。冷やしすぎると香りが閉じてしまうため、冷蔵庫から出して少し置いてから飲むのがベスト。冷涼な温度で、柑橘系ホップの香りと酵母のニュアンスが際立ちます。デュベル専用のチューリップ型グラスが理想的。泡立ちを美しく保ち、香りを閉じ込めて広げる形状です。なければ口がすぼまったグラスを選びましょう。瓶を傾けてグラスの内側に沿わせるように注ぎ、最後に泡を立てるように注ぎ切ると美しい見た目に。瓶底の酵母は好みに応じて加えてもOK。バナナやオレンジピールの香り、モルトの甘み、軽いスパイス感など、時間とともに変化する風味をじっくり楽しむのがおすすめです。

 

▶「デュベル・モルトガット社」のこと

「デュベル・モルトガット社」は1871年、ベルギー北部のブレーンドンク村にてヤン=レオナルド・モルトガットによって創業されました。創業当初は小規模な家族経営の醸造所でしたが、20世紀初頭に息子アルベールとビクトールが事業に参加。アルベールは醸造技師として、ビクトールは馬車でブリュッセルまで配送を担い、事業を拡大していきました。

第一次世界大戦後、英国エールの人気がベルギーにも波及。アルベールはスコットランドに渡り、理想的な酵母を入手。これを用いて醸造されたビールは「ヴィクトリー・エール」と名付けられましたが、1923年、地元の靴屋が「まるで悪魔だ!」と評したことから「デュベル(Duvel)」=「悪魔」と改名されました。

その後、デュベルは同社の旗艦ブランドとして定着し、1970年には輸出を開始。1999年にはブリュッセル証券取引所に上場し、2001年にはベルギー初のHACCP認証を取得。現在ではアシュッフ、リーフマンス、デ・コーニンクなどの醸造所を傘下に収め、ベルギービール界の中核を担っています。

「デュベル・モルトガット社」の最大の特徴は、ストロング・ゴールデン・エールというスタイルにあります。アルコール度数は8.5%と高めながら、驚くほどスムーズな飲み口を持ち、柑橘系の香りとスパイシーなホップの風味が複雑に絡み合います。

使用される酵母は、創業者の孫アルベールが英国から持ち帰った株を純粋培養したもの。瓶内二次発酵を採用し、温度管理された貯蔵庫で約2ヶ月間熟成されることで、きめ細かく力強い泡と芳醇な香りが生まれます。

さらに、専用のチューリップ型グラスが設計されており、香りを閉じ込めつつ泡を美しく保つ構造になっています。グラス底には「D」の刻印があり、細かい泡を立ち上げる演出も施されています。

「デュベル・モルトガット社」のビール造りは、素材選びから発酵、熟成、提供方法に至るまで徹底したこだわりが貫かれており、まさに「魔性を秘めたビール」と称されるにふさわしい一杯です。

 

▶「デュベル・モルトガット社」の歴史(年表)

1871年:

ヤン=レオナルド・モルトガットがベルギー・ブレーンドンク村に醸造所を設立。

1900年頃:

息子アルベールとビクトールが事業に参加。アルベールは醸造技師、ビクトールは配送を担当。

1918年:

第一次世界大戦終結を記念し、英国風エール「ヴィクトリー・エール」を醸造。英国スコットランドから酵母を入手。

1923年:

「ヴィクトリー・エール」が「デュベル(Duvel)」に改名。地元の靴屋が「まるで悪魔だ」と評したことが由来。

1930年:

ピルスナータイプの「ベル・ピルス」生産開始。

1945年:

新しいエクスポートビールを開発。後に「ヴェデット」として知られる。

1962年:

マレッツ修道院から委託を受け、修道院ビール「マレッツ」の生産開始。

1965年:

「ヴェデット」の名称が正式に採用される。

1970年:

デュベルの輸出開始。まずはオランダからスタート。

1989年:

パーム社と共同で「ステンドンク」発売。

1999年:

ブリュッセル証券取引所に上場。企業としての成長を加速。

2001年:

ベルギー初のHACCP認証を取得。品質管理体制を強化。

2000年代以降:

アシュッフ、リーフマンス、デ・コーニンクなどの醸造所を傘下に収める。

2012年以降:

トリプルホップシリーズを毎年限定で発売。使用ホップは年ごとに異なる(例:2012年はシトラ、2013年はソラチエース)。

Data

製造元:デュベル・モルトガット社

スタイル: ベルジャン・ブロンドエール(上面発酵)

原料: 麦芽、ホップ、糖類、オレンジピール

アルコール度数: 6.66%

内容量:330ml(瓶)

 

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・ご指定以外の商品も表示されます。

・お酒は二十歳になってから。

 

 

 

 

デュベル 666

Duvel 666

2024.02.22

フルボディとフルーティーさが魅力のデュベル

『デュベル 666』は、デュベル・モルトガット醸造所が150周年を記念して新たにリリースしたベルジャンブロンドエール。アルコール度数6.66%という印象的な数値から名付けられたこのビールは、フルボディでありながらも非常に飲みやすいのが特徴。その滑らかな口当たりと爽やかさが感じられ、初心者からビール愛好者まで幅広い層に支持されています。

色はややにごりのある淡い黄金色で、泡はきめ細やかで長持ちします。香りはバナナ、洋梨、オレンジ、レモンなどのフルーティーなアロマが感じられ、ハチミツや干し草のような香りも楽しむことができます。口に含むと、バナナのようなフレーバーとともに、甘み、苦味、酸味のバランスが絶妙に調和している。

製造は細部までこだわり抜かれていて、まず、種類の異なるホップが使用されています。これらのホップはドライホッピングの技術を使って、ビールに生き生きとしたフルーティーな香りを加えるのに役立っています。次に、瓶内二次発酵を行うこことで、酵母やボディを強調。

このきめ細かな製造過程が、「デュベル666」フルーティーで爽やかな風味と滑らかな口当たりを生み出す要因となっています。飲み頃温度は、6~8℃位がおススメ。

 

Data

スタイル: ゴールデンエール(上面発酵)

原料: 麦芽、ホップ、糖類、オレンジピール

アルコール度数: 6.66%

内容量:330ml

 

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・お酒は二十歳になってから。