エルディンガー ヴァイスビア

Erdinger Weissbier

2025.07.30

エルディンガー ヴァイスビア

リラックスタイムにぴったりの本格ヴァイツェン

『エルディンガー ヴァイスビア』は、ドイツ・バイエルン地方の伝統と技術力が息づく、本格派の小麦ビール(ヴァイツェン)です。エルディングという町にある創業1886年の醸造所で造られ、世界最大級のヴァイツェンブランドとして広く知られています。このビールの最大の特徴は、自然酵母による上面発酵と、無濾過による濁りの美しさ。乳白色の黄金色に、クリーミーで豊かな泡が乗り、見た目からして飲み手を魅了します。

エルディンガー ヴァイスビア・ラベル

■ラベルにある麦のイラストをデザインしたロゴは、良質な原材料を使っているというビールメーカーのこだわわりでもある。

味わいは柔らかくまろやかで、バナナやクローブに似たフルーティな香りが広がります。麦芽のコクと優しい酸味が心地よく調和し、後味はスムーズで、アルコール感を感じさせないほど飲みやすい一杯です。ヴァイツェン特有の豊かな風味がありながら、重すぎず、食事との相性も抜群。特に白ソーセージやシーフード、軽めのサラダと好相性です。

また、「エルディンガー ヴァイスビア」は、日常のくつろぎ時間を彩る飲み物としても親しまれています。午後の読書時間や友人との会話に寄り添うようなやさしい味わいは、多くのファンを惹きつけています。伝統に忠実でありながら、品質管理や衛生面でも現代的な技術が導入されており、安定した味を提供し続けているのも魅力です。

バイエルンの醸造文化を瓶に詰め込んだような「エルディンガー ヴァイスビア」は、クラフトビールの原点を体感できる貴重な存在です。初心者から玄人まで、誰もが納得する味わいの奥深さを、ぜひじっくりと楽しんでみてください。

■飲み頃温度

〇「エルディンガー ヴァイスビア」の飲み頃温度は、6〜8℃が理想的です。この温度帯はヴァイツェン特有のフルーティな香りと、まろやかな口当たりが最もバランスよく感じられます。冷蔵庫から出してすぐだと5℃前後ですが、グラスに注いで1〜2分置いて温度が少し上がると、香味のニュアンスが開いてきます。特にバナナ香やクローブ様のアロマは温度変化に敏感なので、ゆっくり飲むとより豊かに楽しめます。


▶「エルディンガー・ヴァイスブロイ」のこと

「エルディンガー・ヴァイスブロイ」は、ドイツ・バイエルン州の伝統を受け継ぎながらも、革新と品質へのこだわりを体現するヴァイツェンビールです。製造元であるエルディンガー・ヴァイスブロイ醸造所(Erdinger Weißbräu)は、1886年に設立され、100年以上にわたりヴァイツェン(白ビール)の専門メーカーとしての地位を確立してきました。その本拠地はミュンヘン東部のエルディングという町にあり、社名はその地名に由来します。

創業当初は「プライヴァートブロイハウス・ヴァイスブロイ」 の名で知られていましたが、1935年にルドルフ・シュナイダー氏が醸造所を買収して以降、現在のブランド名である「エルディンガー」が使用されるようになりました。特筆すべきは、ヴァイツェン専門の醸造所として、ラガーやピルスナーではなく、小麦を主原料とした上面発酵タイプのビールに特化している点です。小麦由来のやわらかな口当たり、酵母由来のバナナやクローブのようなアロマを持ち、瓶内二次発酵によって複雑な香味が形成されるスタイルが特徴です。

醸造工程では、厳格な品質管理のもと、バイエルン伝統の「レインハイツゲボート(ビール純粋令)」に基づき、水、麦芽、ホップ、酵母のみを使用しています。また、使用される酵母は自家培養されており、エルディンガー独自の芳香を生み出す重要な要素となっています。瓶詰め後も酵母が生きており、瓶内で穏やかに熟成が進むことで、味わいに深みが加わります。

現在では、エルディンガーは世界中で親しまれており、輸出先は80カ国以上に及びます。それでも「プライヴァートブロイハウス(私営醸造所)」としての姿勢を堅持し、品質第一の哲学を貫いている点は変わりません。ヴァイツェン文化の大使として、ドイツ伝統の味を世界に届ける役割を担っています。飲むたびに感じられるクラフトマンシップは、エルディングの土地に根差した情熱と誇りの結晶と言えるでしょう。

▶「エルディンガー・ヴァイスブロイ」の歴史(年表)

1886年:

バイエルン州エルディングにて、ヨハン・キエンレによって醸造所が設立される。小麦を使った白ビール(ヴァイスビア)の醸造を開始。

1907年:

経営がキエンレ・パートナーに移管され、事業拡大の基盤が整う。

1930年:

モルト会社F.W.オットーが醸造所を買収。

1935年:

F.W.オットーのゼネラルマネージャー、フランツ・ブロムバッハが醸造所を取得。これを機に「エルディンガー」のブランド名が登場。

1949年:

正式に「エルディンガー・ヴァイスブロイ(Erdinger Weißbräu)」へ社名変更。

1975年:

フランツの息子、ヴェルナー・ブロムバッハが経営を引き継ぐ。

1983年:

本社が手狭になり、エルディング郊外に新しい醸造設備を建設。

1995年:

公式ファンクラブ「Erdinger Fanclub」が設立。現在では約79,000人の会員を誇る。

2000年代以降:

世界80カ国以上に輸出される国際ブランドへと成長。アルコールフリーや季節限定商品など、ラインナップも多様化。

Data

製造元:エルディンガー・ヴァイスブロイ

スタイル: ヘーフェ・ヴァイツェン(上面発酵)

原料: 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ

アルコール度数: 5.3%

内容量:500ml(瓶、ペットボトル)

 

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