Kirin Ichibansibori Nama Beer
2026.01.16
すっきりだけど深い大人の味わい
『キリン一番搾り生ビール』は、キリンが長年培ってきた醸造技術の粋を集め、「麦のうまみを雑味なく引き出す」という明確なコンセプトのもと誕生した、日本を代表するプレミアムラガーである。その最大の特徴は、名前の由来にもなっている「一番搾り製法」にある。これは、麦汁を搾る際に最初に流れ出る“最良の部分”だけを贅沢に使用する製法で、雑味の原因となる二番搾り麦汁を一切使わない。結果として、麦本来の甘みや旨味がクリアに感じられ、後味は驚くほどすっきりとした仕上がりになる。
味わいは、麦芽の豊かなコクと透明感のある飲み口が高いレベルで両立している点が特徴的だ。飲んだ瞬間に広がるやわらかな甘み、続いて感じる穏やかな苦味、そして最後にすっと消える後味。この三段階のバランスが非常に良く、飲み飽きしない“日常の贅沢”として多くの人に愛されている。ホップの香りは控えめで、華やかすぎず、あくまで麦の旨味を引き立てる役割に徹している。全体として、派手さよりも「丁寧さ」「誠実さ」を感じさせる味わいだ。
製法面では、原料選定から発酵管理まで徹底した品質基準が設けられており、キリンの技術力が存分に発揮されている。特に酵母の扱いには細心の注意が払われ、発酵の進み具合を緻密にコントロールすることで、雑味のないクリアな味わいを実現している。また、麦芽の種類や配合にもこだわり、麦の旨味が最も自然に感じられるよう設計されている。
ブランドとしての存在感も大きく、「一番搾り」は1990年の発売以来、キリンの象徴的なビールとして確固たる地位を築いてきた。時代に合わせて味わいの微調整やデザインの刷新を行いながらも、根幹にある「麦のうまさをまっすぐに伝える」という理念は一貫している。
「キリン一番搾り生ビール」は、麦の旨味を丁寧に引き出した、雑味のないクリアな味わいが魅力のビールである。日常の中で“ちょっといい時間”をつくり出す、上質で親しみやすい一本と言える。
■飲み方あれこれ!!
飲み頃温度:
5~7℃位で。「一番搾り」は、麦のうまみをまっすぐに引き出すことを追求したビールなので、麦の甘み・旨味・透明感のバランスが最も美しく感じられる温度帯がこの5〜7℃です。一番搾りの魅力は透明感。低すぎる温度だとキレが強くなりすぎ、7℃前後が最も“すっきり感”と“旨味”の両立が取れます。
おすすめのマリアージュ:
●焼き鳥(塩)・鶏のグリル:
麦の甘みと鶏の旨味が自然に重なり、後味がすっきりまとまる。
●刺身・寿司などの繊細な和食:
雑味のないクリアな味わいが、素材の味を邪魔せず引き立てる。
●天ぷら・白身魚のフライ:
油の重さを軽やかに切り、一番搾りの透明感が料理の香ばしさを引き立てる。
●おでん、煮物:
麦の旨味とだしの旨味が調和し、穏やかな余韻が続く。
●ポテトサラダ:
ビールの柔らかい甘みが料理のコクとよく馴染む。
▶「キリンビール 株式会社」のこと
「キリンビール株式会社」の歴史は、日本のビール産業そのものの発展と深く結びついており、130年以上にわたって日本のビール文化を牽引してきた歩みである。その起源は1885年、横浜で創業した「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」にさかのぼる。同社は外国人技師の指導のもと本格的なビール醸造を開始し、1888年に「キリンビール」を発売。ラベルに描かれた麒麟の意匠(※)とともに、その品質の高さが評判を呼び、国内外で高い評価を得た。1907年には日本資本による「麒麟麦酒株式会社」が設立され、ここから現在につながるキリンビールの歴史が本格的に始まる。
⇒麒麟の意匠(※)
〇1888年の発売時から使われている麒麟のラベルは、日本のビールブランドとして極めて象徴的な存在。神獣・麒麟は「幸運」「繁栄」を象徴し、ブランドイメージを強く支えてきた。デザインは時代ごとに微調整されつつも、基本構図は130年以上変わらない。
戦前・戦中は国内のビール需要が急増し、キリンは大日本麦酒と並ぶ大手メーカーとして成長した。戦後は統制経済の解除とともに市場競争が再開し、キリンは品質向上と設備投資を積極的に進める。1950年代から60年代にかけては高度経済成長とともにビール需要が爆発的に伸び、キリンは「キリンビール=日本のビール」というイメージを確立し、長く市場シェア1位を維持した。特に1960年代後半から80年代にかけては圧倒的な強さを誇り、“キリン王国”と呼ばれる時代を築いた。
しかし1980年代後半、「アサヒスーパードライ」の登場により市場構造が大きく変化。キリンは伝統的な味わいを守りつつも、新たな価値を模索する必要に迫られた。その中で1990年に発売された「一番搾り」は、麦汁の最初に流れ出る“一番搾り麦汁”だけを使う独自製法を採用し、キリンの新たな代表ブランドとして定着した。また、クラシックな味わいを継承する「ラガービール」や、地域限定の「クラシック」など、多様なラインナップを展開し、伝統と革新の両立を図っている。
ビール造りの特徴としてまず挙げられるのは、原料と製法への徹底したこだわりである。特に一番搾り製法は、麦芽本来の旨味を引き出し、雑味のないクリアな味わいを実現するキリン独自の技術として広く知られている。また、ホップの選定にも強いこだわりがあり、アロマホップとビターホップを適切に組み合わせることで、香りと苦味のバランスを緻密に設計している。
さらに、「キリンビール」は長年にわたり酵母研究の先駆者としても知られ、発酵管理技術の高さは国内トップクラスである。酵母の特性を最大限に引き出すことで、ブランドごとに異なる個性を明確に表現している点は、「キリン」のビール造りを語るうえで欠かせない要素だ。
「キリンビール」は、伝統を守りながらも革新を続ける姿勢を貫き、日本のビール文化を支えてきた企業である。歴史の重みと技術力の高さが生み出す味わいは、今なお多くの人々に愛され続けている。
▶「キリンビール 株式会社」の歴史(年表)
1885年(明治18年):
横浜に「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」が設立される。外国人技師の指導のもと、本格的なビール醸造が始まる。
1888年(明治21年):
「キリンビール」が発売される。ラベルに描かれた“麒麟”の意匠と高品質な味わいが話題となり、国内外で評価を得る。
1907年(明治40年):
日本資本による「麒麟麦酒株式会社」が設立される。ここから現在につながるキリンビールの企業としての歴史が本格的に始まる。
1920年代(大正期):
ビール需要の拡大に伴い、全国に工場を増設。キリンは大日本麦酒と並ぶ大手メーカーとして存在感を高める。
1943年(昭和18年):
戦時統制下で企業活動が制限されるが、ビール生産を継続し、戦後復興の基盤を維持する。
1949年(昭和24年):
統制経済が解除され、市場競争が再開。キリンは品質向上と設備投資を進め、戦後の再成長期に入る。
1950〜1960年代(昭和期):
高度経済成長とともにビール需要が急増。キリンは市場シェアを拡大し、「キリンビール=日本のビール」というイメージを確立する。
1960年代後半〜1980年代(昭和期):
圧倒的なシェアを誇り、“キリン王国”と呼ばれる時代を築く。国内ビール市場のトップブランドとして君臨する。
1990年(平成2年):
独自の「一番搾り製法」を採用した「キリン一番搾り」が発売(※2)される。キリンの新たな代表ブランドとして定着する。
⇒「キリン一番搾り」が発売(※2)
〇1990年に誕生した「一番搾り」は、麦汁の最初に流れ出る“一番搾り麦汁”だけを使うという革新的な製法を採用。この技術はキリンの象徴となり、ブランドの個性を決定づけた。“雑味のないクリアな味わい”という価値を確立した点で、技術史的にも重要。
2007年(平成19年):
創業120周年を迎え、歴史的ブランドとしての地位を再確認。品質と技術革新を軸に事業を強化する。
2013年(平成25年):
キリンビール株式会社がキリンホールディングスの事業会社として再編され、より柔軟な経営体制へ移行する。
2020年代(令和期):
クラフトビール文化の広がりや多様な嗜好に対応し、地域限定商品や新ジャンル、ノンアルコールなど幅広いラインナップを展開。伝統と革新を両立するブランドとして進化を続けている。
Data
製造元:キリンビール (株)
スタイル:ピルスナー(下面発酵)
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5.0%
内容量:250ml(缶)、135ml(缶)、350ml(缶)、334ml(瓶)、500ml(缶・瓶)、633ml(瓶)
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