ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール

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Domaine Robert Chevillon Nuits‑Saint‑Georges Premier Cru “Les Roncières”

2026.01.28

深みある果実味と複雑な香りが織りなす上質な余韻

『ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール』は、プルミエ・クリュの名にふさわしい精度と奥行きを備えた赤ワインとして知られている。レ・ロンシエールは村の北側、ヴォーヌ・ロマネに隣接するエリアに位置し、細かな砂利と石灰質が混ざる独特の土壌が、凝縮した果実味と引き締まったミネラル感を同時に生み出す。このテロワールがもたらす複雑性と構造の高さこそが、プルミエ・クリュとして格付けされる理由であり、単なる村名ワインとは一線を画す存在感を放っている。

香りはブラックチェリーやカシスの深い果実に、スミレ、リコリス、スパイス、そして森の下草を思わせるニュアンスが重なり、時間とともに層を成して広がる。味わいは力強い骨格を持ちながら、タンニンは驚くほどきめ細かく、酸とのバランスが見事に整っている。余韻にはプルミエ・クリュらしい長さと陰影があり、しなやかでありながら芯の強さを感じさせる。

若いうちから魅力を楽しめる一方、熟成によって香りと味わいの複雑性がさらに深まり、より立体的な表情を見せるのがこのワインの真価。「ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール」は、造り手の精緻なスタイルとテロワールの個性が高い次元で融合した、ニュイ・サン・ジョルジュを語るうえで欠かせない一本といえる。

■飲み方あれこれ!!

飲み頃温度:

15~17℃位で。果実味の厚みとプルミエ・クリュらしい複雑な香りが開き、タンニンもよりしなやかに感じられる温度域です。若いヴィンテージは軽くデキャンタージュすると香りが開きやすく、より立体的な味わいに。熟成ボトルは開栓後しばらく静かに置き、ゆっくりと変化を楽しむと、この区画ならではの奥行きがより鮮明に感じられます。

おすすめのマリアージュ:

ローストした鴨や仔羊、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みなど、旨味とコクのある肉料理と好相性。キノコのリゾットや熟成チーズ(コンテ、エポワス)とも調和し、ワインの深みを引き立てます。

▶「ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン」のこと

「ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン」は、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する名門のひとつとして知られ、その歴史は19世紀後半にまで遡る。創業当初は小規模な農家兼栽培家としてスタートしたが、20世紀に入ると家族代々の継承によって畑の拡大と品質向上が進み、特にロベール・シュヴィヨンの代で評価が一気に高まった。現在は息子であるベルトランとドゥニが中心となり、伝統を守りながらも現代的な精度を取り入れたワイン造りを続けている。彼らの哲学は一貫して「テロワールの純粋な表現」にあり、区画ごとの個性を最大限に引き出すことを最重要視している。

「ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン」が所有する畑は、ニュイ・サン・ジョルジュの中でも特に評価の高いプルミエ・クリュを中心に広がり、レ・サン・ジョルジュ、レ・カイユ、レ・ヴォークラン、そしてレ・ロンシエールなど、名だたる区画を網羅している。これらの畑は土壌構成や標高、日照条件が微妙に異なり、それぞれが独自のキャラクターを持つ。ドメーヌはその違いを尊重し、区画ごとに醸造・熟成を分けることで、ワインに明確な個性と輪郭を与えている。

栽培においてはリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用し、過度な介入を避けながら健全なブドウを育てることに注力している。収穫はすべて手摘みで行われ、選果も厳格。醸造では過度な抽出を避け、自然酵母による発酵を基本とし、果実のピュアさとテロワールのニュアンスを損なわないよう細心の注意が払われる。新樽の使用比率は区画やヴィンテージによって調整されるが、樽香が主張しすぎないよう、あくまでワインの骨格を支える役割に留められている。

熟成にはフレンチオーク樽を用い、12〜18か月ほどの時間をかけてゆっくりとワインを落ち着かせる。この過程でタンニンは丸みを帯び、香りの層が深まり、各区画の個性がより明確に浮かび上がる。仕上がったワインは、力強さとエレガンスが共存し、長期熟成にも耐える構造を備えている点が特徴だ。

総じて、「ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン」は、ニュイ・サン・ジョルジュのテロワールを最も純粋な形で伝える造り手として高く評価されている。伝統と精密さを両立させたそのスタイルは、ブルゴーニュの本質を求める愛好家にとって欠かせない存在となっている。

▶「ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン」の歴史(年表)

1890年代:

シュヴィヨン家がニュイ・サン・ジョルジュで農業とブドウ栽培を始める。まだ小規模ながら、家族経営で畑を守り続ける基盤が築かれる。

1930年代:

家族が徐々に自社瓶詰めを開始し、ドメーヌとしての形が整い始める。区画ごとの個性を重視する姿勢がこの頃から芽生える。

1950年代:

ロベール・シュヴィヨンが中心となって畑の整備と品質向上に取り組み、ニュイ・サン・ジョルジュの中でも評価の高い生産者として知られ始める。

1970年代:

プルミエ・クリュの区画を中心に畑を拡大。レ・サン・ジョルジュ、レ・カイユ、レ・ヴォークランなど、名区画のポテンシャルを引き出すスタイルが確立される。ロベール・シュヴィヨンが運営に加わった後、1977年には樽売りを完全に停止。これにより品質管理が飛躍的に向上し、現在の名声につながる“決定的なターニングポイント”となりました。

1980年代:

ロベールの息子であるドゥニとベルトランがドメーヌに参加。伝統を守りつつ、醸造技術の精度を高めることで国際的な評価が急上昇する。

1990年代:

リュット・レゾネ(減農薬農法)を積極的に導入し、テロワールの純粋な表現を追求。区画ごとの醸造・熟成を徹底し、ワインの個性がより明確になる。

2000年代:

世界的なブルゴーニュ人気の高まりとともに、ドメーヌの名声も確固たるものに。特にプルミエ・クリュの品質が高く評価され、愛好家からの支持が強まる。

2010年代:

さらなる品質向上のため、選果の厳格化や樽使いの最適化を進める。果実のピュアさとエレガンスを重視したスタイルが確立される。

2020年代:

ベルトランとドゥニが中心となり、伝統と現代的な精度を融合させたワイン造りを継続。ニュイ・サン・ジョルジュのテロワールを最も純粋に表現する造り手として、世界的な評価を維持している。

Data

生産者:ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン(独立の家族経営)

生産地:ブルゴーニュ地方/コート・ド・ニュイ地区/ニュイ・サン・ジョルジュ村

創業年:おおよし1900年代初頭

URL:https://www.domainerobertchevillon.fr (ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン公式サイト)

使用品種: ピノ・ノワール

アルコール度数: 約13.5%(ヴィンテージにより13〜14%程度)

容量:750ml(瓶)

 

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・お酒は二十歳になってから。

 

ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ ヴィエイユ・ヴィーニュ

Domaine Robert Chevillon Nuits-Saint-Georges Vieilles Vignes

2026.01.28

熟成の深みが際立つ古樹が生む力強い赤ワイン

『ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ ヴィエイユ・ヴィーニュ』は、ブルゴーニュの名門が手がける、力強さと精妙さを兼ね備えた赤ワイン。AOCはニュイ・サン・ジョルジュ(Nuits-Saint-Georges)で、村名格付けながらも、畑の位置や樹齢の高さから一級畑に迫る深みを持つと高く評価されている。ロベール・シュヴィヨン家は代々この地でワイン造りを続け、ニュイ・サン・ジョルジュの個性を世界に示してきた造り手であり、果実の凝縮感とテロワールの表現力に優れたスタイルで知られている。

このキュヴェの大きな特徴が、ラベルに記された”Vieilles Vignes”(ヴィエイユ・ヴィーニュ)=古樹という表記だ。一般的に樹齢40〜50年以上のブドウ樹を指し、収量は少なくなるものの、果実は小粒で凝縮し、より複雑で深みのある味わいを生む。古樹の根は地中深くまで伸び、ミネラルや土壌のニュアンスを豊かに吸い上げるため、ワインには土地の個性がより強く反映される。

グラスに注ぐと、ブラックチェリーやカシス、スパイス、土の香りが幾層にも重なり、ニュイ・サン・ジョルジュらしい力強い骨格と、シュヴィヨンならではのしなやかなタンニンが調和する。口中では果実味の厚みとミネラル感が共鳴し、余韻にはほのかな野性味と深い旨みが長く続く。若いうちから楽しめるが、熟成によってさらに複雑さと気品が増すポテンシャルを秘めている。古樹のエネルギーと伝統的な造りの精度が融合した、ブルゴーニュ愛好家にこそ味わってほしい一本だ。

■飲み方あれこれ!!

飲み頃温度:

16~18℃位で。ニュイ・サン・ジョルジュの力強さと古樹由来の複雑味を引き出すには最適の温度帯。高すぎるとアルコール感が前に出てしまい、低すぎると香りが閉じてしまうため、やや低めの16℃からスタートし、グラスの中でゆっくり温度が上がる過程を楽しむと、香りの層がより豊かに感じられる。若いヴィンテージの場合は、軽いデキャンタージュを行うとタンニンがほどけ、香りが開きやすくなる。グラスは大ぶりのブルゴーニュ型を選ぶと、香りの複雑さがより立体的に広がる。抜栓後は時間とともに表情が変化するため、急がずゆっくりと味わうことで、このワインが持つ奥行きと古樹の深みを存分に楽しめる。

おすすめのマリアージュ:

しっかりとした骨格と深い果実味を持つため、鴨のロースト、牛ほほ肉の赤ワイン煮、ジビエ(鹿・猪)などの旨みの強い肉料理と相性が良い。土のニュアンスやスパイス感があるため、きのこ料理やトリュフを使った料理とも美しく調和する。熟成が進んだボトルなら、より繊細な料理にも寄り添い、余韻の長さを引き立ててくれる。

Data

原料: ピノ・ノワール

アルコール度数:3〜14%前後

内容量:750ml(瓶)

 

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・お酒は二十歳になってから。