J&B Rare

42種類の原酒が生み出す初心者にもおすすめの一本
『J&Bレア』は、軽やかでフルーティーなブレンデッドウイスキー。青リンゴや洋梨を感じさせる香りと、スムースで飲みやすい味わいが特徴。スペイサイド産のモルトを中心にブレンドされていて、バランスの良さが際立っている。
36種類のモルト原酒と6種類のグレーン原酒を絶妙にブレンドした、ジャステリーニ&ブルックス社のフラッグシップボトル。ノッカンドゥやオスロスク、グレスペイ、ストラスミルなどを中心に、主にスペイサイド地方のモルト原酒を36種、グレーンを6種使用している。「J&B」とは、製造元のジャステリーニ&ブルックス社のイニシャル。イエロー地に赤の文字でブランド名を記したラベルは、バーの棚で見つけやすいようにと考案された。
軽やかでスムーズな味わいが特徴で、フレッシュな草の香りやナッツの香り、口に含むと、モルト、スパイス、フルーツサラダ、そして甘い穀物の風味がバランスよく広がる。余韻は短く、ドライでバランスのとれた軽快な味わいが心地いい。
飲み方としては、
まずは、その軽やかでフルーティーな特性を活かすなら、ハイボールにするのがおススメ。青リンゴや洋梨の風味が炭酸水で引き立ち、すっきりした飲み心地になる。レモンを軽く絞るとさらに爽やかさアップする。
ストレートで飲むと、その軽やかさやフルーティーな風味がダイレクトに楽しめる。青リンゴや洋梨のニュアンスがしっかりと感じられて、シンプルながら洗練された味わいが魅力。ロックにすると、その軽やかさがよりまろやかに変化していくのが魅力的。フルーティーな風味が穏やかに広がり、冷たい氷が口当たりをなめらかにしてくれる。
その他にも、カクテルのベースとしても非常に人気があり、ジンジャエールやコーラで割ったり、レモンを絞ってシロップを加えても美味しい。
・J&B(ジャステリーニ&ブルックス社)のこと
「J&B(ジャステリーニ&ブルックス)」の歴史は、1749年にイタリアのボローニャ出身のジャコモ・ジャステリーニがロンドンに移住したことから始まる。彼はイタリアのオペラ歌手マルゲリータ・ベリーノに恋心を抱き、彼女を追ってロンドンに移り住んだ。
恋は成就することはなかったが、ジャステリーニは甥のジョージ・ジョンソンを引き入れ、ロンドンでワイン商「ジャステリーニ社」を創業する。これがウイスキー「J&B」の原点となる。事業は順調に拡大し、1760年代にはイギリス国王ジョージ3世から王室御用達の証を授かるまでになる。
ジャステリーニは故郷ボローニャに住んでいた頃、蒸溜業者の叔父から蒸溜技術やリキュールの製造方法を教わってこともあって、1780年代になるとウイスキーの蒸留も始めるようになった。
1831年、アルフレッド・ブルックス社がジョンソン家から会社を買収し、社名もジャステリーニ&ブルックス社に変更します。1880年代には、スコッチウイスキーがロンドンの上流社会で人気を博し、ジャステリーニ&ブルックス社もスコットランドから古いウイスキーを仕入れ、自社でブレンドし「クラブ」というブランド名で発売しました。
その後、アメリカの禁酒法(1920~1933年まで施行)が解除されるのを見越し、1933年にアメリカ市場向けに「J&Bレア」がリリースされる。J&Bはスペイサイド地方のモルトであるノッカンドゥ、オスロスク、ストラスミル、グレンスペイなどを中心に、42種類の原酒をブレンド。リンゴや洋梨のようなフルーティな香りと、スムースでバランスのとれた味わいが特長となっている。
巨額のマーケティング費用が投入され、「J&Bレア」はアメリカで大ヒット。1963年には年間100万ケースを販売するまでに成長した。その後、スペイン市場にも進出し、1970年代には年間300万ケースを販売するまでに拡大。
1997年には、ジャステリーニ&ブルックスはディアジオ社の子会社であるユナイテッド・ディスティラーズ&ヴィントナーズ社の傘下となる。現在もJ&Bレアは、世界中で愛されるブレンデッド・ウイスキーとして、その地位を確立しています。
Data
製造元:ジャステリーニ&ブルックス社
URL: -
創業年:1749年
主要モルト:ノッカンドウ、タムデュ―、シングルトン、グレンスペイなど
アルコール度数:40度
容量:700ml
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