くめじまのくめせんでいご
2025.12.06
南国の風を感じる芳醇な一滴
『久米島の久米仙でいご』は沖縄県久米島にある「久米島の久米仙」酒造が製造する43度の古酒(クース)で、泡盛の中でも特に香り高く、深い味わいを持つ逸品として知られています。原料にはタイ産のインディカ米を使用し、黒麹菌を用いた全麹仕込みで醸造。久米島の名水「堂井(ドーガー)」の湧清水を仕込み水に使い、自然の恵みを最大限に活かした酒造りが行われています。
蒸留には単式蒸留器を使用し、常圧でじっくりと蒸留することで、米の旨みと香りをしっかりと引き出しています。蒸留後は貯蔵タンクや甕で3年以上熟成され、古酒ならではのまろやかさと芳醇なコクが生まれます。アルコール度数は43度と高めながらも、飲み口は柔らかく、ロックや水割りでもその風味をしっかりと楽しめます。
「でいご」という名は、沖縄県の県花である「でいごの花」に由来し、華やかで南国らしいイメージを表現しています。パッケージも鮮やかな赤を基調とし、贈答用としても人気があります。
「久米島の久米仙でいご」は、泡盛の伝統を守りながらも、現代の嗜好に合わせた飲みやすさを追求した焼酎であり、泡盛初心者から愛好家まで幅広く楽しめる一本です。特別な日の乾杯や、ゆったりとした時間を過ごす際にぴったりの存在感を放ちます。
■飲み方あれこれ!!
ロック:
氷を入れたグラスに注ぐことで、古酒ならではの芳醇な香りと力強い味わいが際立ちます。口当たりはシャープでありながら、余韻にまろやかさが残り、じっくりと味わいたくなる一杯です。
水割り:
水で割ることでアルコールの刺激が和らぎ、香りがふんわりと広がります。飲みやすさが増し、食事との相性も良く、泡盛初心者にもおすすめできる穏やかな印象になります。
お湯割り:
お湯で割ると、熟成された香りがより豊かに立ち上がり、味わいに深みと優しさが加わります。寒い季節には体を芯から温めてくれる、癒しの一杯として楽しめます。
▶「株式会社久米島の久米仙」のこと
「株式会社久米島の久米仙」の創業は1949年1月1日。戦後間もない混乱の中、久米島の地で泡盛文化を守り育てるべく設立されました。1970年には「合資会社仲里酒造」として法人化され、1993年には現在の「株式会社久米島の久米仙」へと商号変更(※)。以来、沖縄県内最大級の泡盛メーカーとして成長を遂げ、2003年には全国展開、2005年にはアメリカ、2006年には中国への輸出も開始するなど、グローバルな展開も積極的に進めています。
⇒「株式会社久米島の久米仙」へと商号変更(※)
〇「久米島の久米仙」という社名は、久米島に伝わる仙人の伝説に由来しています。久米島北部の宇江城地区にある湧水「堂井(ドーガー)」には、夕暮れ時に絶世の美女が現れ、若者たちに神酒を振る舞って酩酊させたという言い伝えがあります。その美女の正体は、宇江城山に住む仙人だったとされており、この伝説にあやかって「久米島の久米仙」という名が付けられました。この伝説の舞台となった「堂井」は、現在も酒造りに使われる湧清水の水源と同じ水脈を持ち、久米島の久米仙の泡盛造りにおいて“命の水”と呼ばれるほど重要な存在です。創業当初からこの水を使い続けており、自然の恵みを活かした酒造りが今も守られています。
「久米島の久米仙」の焼酎造りの最大の特徴は、久米島の豊かな自然と名水「堂井(ドーガー)」(※2)を活かした製法にあります。泡盛の原料にはタイ産インディカ米を使用し、黒麹菌を用いた全麹仕込みで醸造。発酵には久米島の湧清水を使用し、自然の恵みを最大限に引き出しています。蒸留は単式蒸留器による常圧蒸留で行われ、米の旨みと香りをしっかりと残した泡盛が生まれます。
また、同社は古酒(クース)文化の継承と発展にも力を入れており、3年以上熟成させた泡盛を甕やタンクでじっくりと寝かせ、まろやかで深みのある味わいを追求しています。瓶詰や出荷工程には最新のオートメーション設備を導入し、衛生的かつ効率的な製造体制を整えながらも、泡盛の伝統的な価値を損なわないよう細心の注意が払われています。
さらに、同社のブランド名「久米島の久米仙」は、那覇市にある別会社「久米仙酒造」との混同を避けるために「久米島の」という地名を冠しています。これは、地元・久米島への誇りと、地域に根ざした酒造りへのこだわりを象徴しています。
▶「株式会社久米島の久米仙」の歴史(年表)
1949年(昭和24年):
久米島にて創業。戦後の混乱期に、地元の泡盛文化を守り育てるために酒造業を開始する。
1970年(昭和45年):
「合資会社仲里酒造」として法人化。組織体制を整え、安定した泡盛の製造と供給体制を確立する。
1993年(平成5年):
社名を「株式会社久米島の久米仙」へ変更。ブランド名に地名を冠することで、地元・久米島との結びつきを明確にし、他社との混同を避ける。
2003年(平成15年):
全国展開を本格化。沖縄県外への販路を拡大し、泡盛の魅力を広く伝える活動を強化する。
2005年(平成17年):
アメリカへの輸出を開始。海外市場への進出により、泡盛の国際的な認知度向上を目指す。
2006年(平成18年):
中国市場への輸出を開始。アジア圏での泡盛需要に応えるべく、積極的な海外展開を進める。
2019年(令和元年):
創業70周年を迎える。これを機に、伝統と革新を融合させた新たなブランド戦略を打ち出す。Data
生産者:株式会社久米島の久米仙
住所: 沖縄県島尻郡久米島町字字江城2157(久米島)
創業:1949年(昭和24年)
TEL:098-985-2276
URL: https://shop.k-kumesen.biz/ (久米島の久米仙公式サイト:直接注文可)
原料:タイ米、米麹(黒)
蒸留方式:常圧蒸留
アルコール度数:43度
容量: 720ml(瓶)、1800ml(瓶)
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