Old Overholt

ライウイスキーのスパイシーさと甘さのハーモニーを楽しむ
『オールド・オーヴァーホルト』は、アメリカ生まれのクラシックなライ・ウイスキーで、その歴史は1810年に始まりました。主原料にライ麦を使用し、スパイシーでありながら滑らかな飲み心地を実現していいます。口に含むとほのかな甘みが広がり、後を追うように滑らかな風味が感じられます。
アルコール度数は43%で、ストレートやロックだけでなく、ハイボールとしても楽しめる万能な一本。特に「マンハッタン」や「オールドファッションド」といったクラシックなカクテルのベースに使用すると、そのスパイシーさが際立ち、深みのある味わいが加わります。
もともと「オーヴァーホルト蒸溜所」で造られていましたが、現在はケンタッキー州のクレアモント(ジムビーム)蒸溜所で生産されています。ライ麦の使用率が59%と高く、ライウイスキー特有のスパイシーな風味を持ちつつも、バニラやキャラメルのような甘みとの絶妙なバランスが魅力です。
「オールド・オーヴァーホルト」は、アメリカンウイスキーの歴史を語る上で欠かせない存在であり、長年にわたり愛され続けています。ライウイスキーの豊かな魅力を味わいたい方にとって、ぜひ試して欲しい一本です。
■飲み方あれこれ!!
〇「オールド・オーヴァーホルト」のおすすめの飲み方を紹介します:
ストレート:
ライウイスキー特有のスパイシーな風味をダイレクトに楽しめます。
ロック:
氷を入れることで、味わいがまろやかになり、ゆっくりと変化を楽しめます。
ハイボール:
炭酸水で割ることで、爽快感が増し、食事との相性も抜群です。
マンハッタン:
スイートベルモットとアンゴスチュラ・ビターズを加えたクラシックなカクテル。
オールドファッションド:
角砂糖とビターズを加え、オレンジピールで香りを引き立てる定番カクテル。
どの飲み方も、それぞれの魅力を引き出してくれるので、気分に合わせて試してみてください!
▶オーヴァーホルト蒸溜所のこと
「オールド・オーヴァーホルト」は、アメリカのライウイスキーの中でも最も歴史あるブランドのひとつです。その始まりは、ナポレオン戦争が続いていた1810年にまで遡ります。この年、ペンシルベニア州ウエストモーランド郡で「オーヴァーホルト蒸溜所」が創業されました。ブランド名は、ラベルにも描かれている創業者のドイツ系開拓移民の3世アブラハム・オーバーホルトに由来している。
1850年代になると、「オールド・オーヴァーホルト」のブランド名が確立され、アメリカ国内で広く知られるライウイスキーとなりました。その後も人気を博し続けています。禁酒法(1920~1933年)の期間中には医療用ウイスキーとして販売を継続し、この困難な時代を乗り越えてブランドの存続を図りました。そして禁酒法が解除された後、「オールド・オーヴァーホルト」は再び市場に戻り、アメリカンウイスキーの伝統を受け継ぐ銘柄として確固たる地位を築きました。
所有権は時代とともに変遷し、1987年にはジムビーム(現在のサントリー・グローバル・スピリッツ社)がブランドを買収し、生産拠点をケンタッキー州に移しジムビーム社のクレアモント工場で生産を開始。現在ではその傘下にあるA・オーヴァーホルト社が製造を担当。創業以来、ひたすらストレート・ライ・ウイスキーだけをつくり続けています。
連邦アルコール法では、ライ・ウイスキーは原料中のライ麦使用率が51%以上と定められていますが、「オールド・オーヴァーホルト」はその中でも59%と高く、ライウイスキー特有のスパイシーな風味がしっかりと感じられます。それだけでなく、バニラやキャラメルのような甘みが調和し、バランスの取れた味わいとなっています。
熟成年数は基本的に4年。ライウイスキーとしては比較的長めの熟成期間を経ているため、角の取れた滑らかな口当たりを楽しむことができます。アメリカでは「最も入手しやすいスタンダードなライウイスキー」として多くの人に親しまれており、特にカクテルの女王と呼ばれる「マンハッタン」のベースとして定番の存在です。そのスパイシーな風味がカクテル全体を引き立て、魅力的な味わいを生み出します。
また、「オールド・オーヴァーホルト」はその歴史の長さから「アメリカンウイスキーの礎」とも評されており、ライウイスキーの魅力を堪能したい方には一度は試してほしい一本です。
Data
蒸留所:ジムビーム(クレモント)蒸溜所(サントリーグローバルスピリッツ社)
所在地:Clermont,Kentucky
URL:https://www.overholtrye.com/
創業年:1810年
アルコール度数:43度
容量:750ml
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