Crown Royal

王室のために誕生した至高のカナディアンウイスキー
『クラウン ローヤル』は、カナディアンウイスキーの伝統を受け継ぐ上質な一本。トウモロコシ主体のベースウイスキーと、ライ麦や大麦麦芽を使用したフレーバリングウイスキーをブレンドすることで、独特の滑らかでバランスの取れた味わいを生み出しています。
香りには、バニラやキャラメルの甘さ、そして控えめなスパイス感が感じられ、ライトでスムースな口当たりが特徴。ライ麦のスパイシーさと大麦由来の甘い香りが絶妙に調和し、スイートでマイルドな印象を与えます。
口に含むと、オレンジピールのようなほろ苦い甘みが広がり、麦の優しい旨みとともに、バニラやカスタードクリームのような滑らかな風味も楽しめます。後味はすっきりとして、非常に心地よい余韻を残します。
1939年、映画『英国王のスピーチ』でも知られるイギリス国王ジョージ6世のカナダ訪問を記念して誕生した。その後、シーグラム社によって賓客専用に限定生産されていましたが、評判が良かったため一般販売となった。現在はギムリ蒸留所で製造され、ディアジオ社が所有しています。
紫のベルベット袋に包まれた重厚感のあるボトルデザインも象徴的で、贈答用としても高い人気を誇ります。洗練された味わいと格式あるストーリーを持つ「クラウン
ローヤル」は、多くのウイスキー愛好家を魅了してやまない存在です。
■飲み方あれこれ!!
〇クラウンローヤルの魅力を引き出す飲み方を、以下にご紹介します。
ストレート:
クラウンローヤルのバニラやメープルの香り、滑らかな口当たりをダイレクトに楽しめます。特にデラックスやXOにおすすめ。
ロック:
氷で冷やすことで甘みが引き締まり、ライ麦由来のスパイシーさが際立ちます。ブラックやノーザンハーベストライにぴったり。
トゥワイスアップ(水割り1:1):
香りがふわっと広がり、華やかさが増します。ウイスキー初心者にもおすすめのスタイル。
ハイボール:
炭酸で割ることで軽やかに。濃いめに作るとクラウンローヤルの個性がしっかり残ります。
ジンジャーエール割り:
甘みとスパイスのバランスが絶妙。爽やかで飲みやすく、食中酒にも。
コーラ割り:
バニラやキャラメルの風味が引き立ち、デザート感覚で楽しめます。リーガルアップルやメープルフィニッシュドにも合います。
カクテルベース:
マンハッタンやオールドファッションドなど、クラシックカクテルにも使えます。特にXOやスペシャルリザーブが好相性。
▶ギムリ蒸溜所のこと
1968年、カナダ・マニトバ州のウェニペグ湖南西岸にあるギムリに設立されたギムリ蒸溜所は、現在のクラウン ローヤルの中核を担う生産拠点です。「ギムリ」という地名は、アイスランドからの移民によって名付けられたもので、「火山地獄からの安息の地」という意味を持ちます。
この蒸溜所は元々シーグラム社によって建設され、カナディアンウイスキーの重要な生産基地として機能してきました。創業当時は、バーボンのフォアローゼズをブレンドに使用するなど、多彩なブランドの生産に取り組んでおり、クラウン
ローヤルの品質向上にも大きく貢献しました。
2001年、シーグラム社が解体されたことにより、蒸溜所はディアジオ社の所有となり、現在もクラウン ローヤルの主要な製造拠点として活躍しています。
広大な360エーカーの敷地には、51棟もの熟成庫が建ち並び、さまざまなタイプのクラウン ローヤルがここでゆっくりと熟成されます。その年間生産量は数百万ケースにのぼり、世界中へと出荷されています。伝統的な製法と最新の生産体制が共存するギムリ蒸溜所は、まさにクラウン
ローヤルの味わいを支える要と言えるでしょう。
クラウン ローヤルの誕生は1939年。立憲君主制のカナダはイギリス連邦に属しており、当時イギリス国王ジョージ6世がカナダを公式訪問した際、カナダのウイスキー業界は王室にふさわしい特別なウイスキーを贈ろうと決意しました。そこで、ケベック州にあったラ・サール蒸溜所で600以上のブレンドが試作され、その中から選び抜かれた一本が「クラウン
ローヤル」として献上されました。
その後、シーグラム社によって賓客専用に限定生産されていましたが、あまりに評判が良かったため、一般向けのプレミアム商品として発売されることになりました。製造拠点となったのが、1968年にマニトバ州ギムリに設立されたギムリ蒸溜所です。ここでは、トウモロコシ主体のベースウイスキーと、ライ麦・大麦麦芽を使用したフレーバリングウイスキーをブレンドすることで、クラウン
ローヤル特有の滑らかでバランスの取れた味わいが生み出されています。
2001年にシーグラム社が解体されると、蒸溜所の所有はディアジオ社へと移ります。その後、設備の拡充や品質管理の強化が図られ、クラウン ローヤルのラインナップも拡大。「ノーザンハーベストライ」や「ブラック」など、異なる熟成法やブレンド技術を活かした多彩なバリエーションが登場しました。
現在、ギムリ蒸溜所では全生産量の約9割がクラウン ローヤル関連となっており、その年間出荷量は2017年時点で700万ケースを突破。カナディアンウイスキーとして世界でもっとも売れているブランドのひとつとなっています。年間生産能力はおよそ3,300万リットルに達し、同蒸溜所はカナディアンウイスキーの未来を担う重要な拠点となっています。「クラウン
ローヤル」の歩みは、カナダの誇るウイスキー文化とともにあり、その伝統は今もなお進化を続けています。
Data
蒸留所:ギムリ蒸溜所( ディアジオ社)
所在地:Gimli, Manitoba
URL:https://www.crownroyal.com/
創業年:1968年
アルコール度数:40度
容量:750ml
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