ブラントン

Blanton's

バニラとカスタードの香りが魅力のシングルバレルバーボン

『ブラントン』は、シングルバレルの至高、唯一無二のプレミアムバーボンといわれる。シングルバレルとは、ひとつの樽からボトリングされるウイスキーのことで、同じ銘柄でも、ほかの樽の原酒と混ぜることは絶対にせず、各ボトルが独自の風味を持つことが特徴。

1984年、ケンタッキーの州都フランクフォート市の市制200年を記念して誕生した。ブランド名の「ブラントン」とは、バッファロートレース蒸留所の元マスター・ディスティラーであり、「ディーン・オブ・ケンタッキー」(ケンタッキーの長老)と呼ばれたアルバート・B・ブラントンに由来している。彼は、1897年に蒸留所に入社し、その後数十年にわたり蒸留所の発展に貢献した。彼の功績を称えて、「ブラントン」の名前が付けられたこのウイスキーは、彼の伝統と品質へのこだわりを受け継いでいます。

コーンの比率を高めたレシピで糖化、発酵、蒸留された原酒を特別に選ばれた樽に詰め、まず4年間熟成の後、原酒をブレンダーがひと樽ごと厳しく吟味する。そこで選ばれた樽のみが、さらに特別な熟成庫=H倉庫で4~6年熟成を重ね、ブラントン用の原酒となる。熟成が完了した後、各樽から直接ボトリングされます。

香りはバニラやキャラメル、ハチミツの甘い香りが広がり、また、オークやスパイスのニュアンスも感じられる。口に含むと、バニラやキャラメルの甘みが広がり、続いてドライフルーツやナッツの風味、さらに、ペッパーやシナモンのスパイシーさがアクセントとなっている。長く続く余韻が特徴で、オークのウッディな風味とともに、スパイスや甘みがバランスよく残ります。

「ブラントン」独特の八角形のボトルは、手作業でラベルが貼られ、各ボトルには樽番号やボトリング日が記載されている。また、ボトルのキャップには、8種類の競馬の騎手と馬のフィギュアがあしらわれており、コレクターズアイテムとしても人気があります。

■飲み方あれこれ!!

〇「ブラントン」は、バーボンウイスキーの中でも特に評価の高いシングルバレルの銘柄。芳醇で力強い味わいが特徴で、飲み方によってその魅力をさらに引き出せます。

ストレート:

⇒ブラントン本来の味をそのまま楽しめます。ドライフルーツやスパイスの風味が際立ち、奥深い余韻が楽しめます。

ロック:

⇒氷を入れることで、甘さが引き締まり、スパイシーな香りがより際立ちます。大きめの氷を使うと、ゆっくりと味の変化を楽しめます。

ハイボール:

⇒炭酸と合わせることで、爽やかで飲みやすくなります。バーボンの個性を活かしつつ、軽やかな口当たりに。

ブラントンハニーソーダ:

⇒ブラントン30ml、はちみつ1バースプーン、ソーダ60ml、レモンハーフスライス、氷を合わせることで、濃厚な味わいとやわらかな甘さが楽しめます。

「ブラントン」はその濃密な味わいから、ストレートやロックでじっくり楽しむのが特におすすめですが、ハイボールやハニーソーダで爽やかに楽しむのも良いですね。気分やシーンに合わせて試してみてください。

 

▶バッファロートレース蒸留所のこと

バッファロートレース蒸留所は、アメリカ合衆国ケンタッキー州フランクフォートに位置し、アメリカ最古の蒸留所の一つとして知られている。その歴史は1773年に遡り、ウイスキー製造の長い伝統を誇っている。

バッファロートレース蒸留所の歴史は、1773年にハンコック・テイラーとマカフィーの兄弟がフランクフォート地域を調査したことから始まる。1775年、彼らはこの地でウイスキーの製造を開始し、当時はまだ簡素な石造りの平屋での製造でしたが、これがバッファロートレース蒸留所の始まりとなった。

■バッファロートレース蒸留所

1811年、ベンジャミン・ハリソン・ブラントンによって蒸留所が本格的に建設され、ウイスキー製造の設備が整備されました。この時期に、蒸留所は「オールド・テイラー・ハウス」として知られるようになり、現在もその建物は蒸留所の敷地内に現存しています。

1858年には、ダニエル・スウィガートによって小規模ながら当時最新の蒸留所が建設されました。その後、蒸留所の名前も時代ととも、「オールド・ファイヤー・カッパー(OFC)」、「ジョージ・T・スタッグ」、「シェンレー」、「ブラントン」、「エンシェントエイジ」と変わっていった。

1919年、アメリカで禁酒法が制定されましたが、バッファロートレース蒸留所は薬用としてウイスキー製造の許可を取得し製造を続けることができた。この時期に蒸留所は「ジョージ・T・スタッグ蒸留所」といった。禁酒法時代を乗り越えた蒸留所は、その後もウイスキー製造を続け、品質の高い製品を世に送り続けました。

1992年、蒸留所はサゼラック社の傘下に入り、大規模な改修工事が行われました。そして1999年、現在の名前である「バッファロートレース蒸留所」に改称され、この変更とともに、蒸留所のシグネチャーボトルである「バッファロートレース」が誕生しました。

バッファロートレース蒸留所は、現在も稼働を続けており、数々の受賞歴を誇るウイスキーを製造している。蒸留器はバーボン用のビアスチルとダブラーの1セット、他にウォッカを製造する連続式蒸留機、さらにケトルと呼ぶ巨大な単式蒸留釜などもあり、多種多様のウイスキーやスピリッツを造り続けています。

蒸留所の敷地内には、煉瓦造りのウェアハウスが立ち並び、ここでウイスキーが熟成されます。これらのウェアハウスは、遮熱効果が期待できるため、ウイスキーの熟成に最適な環境を提供しています。

バッファロートレース蒸留所は、その長い歴史と伝統を受け継ぎながらも、常に革新を続けています。例えば、蒸留所の独自の原料レシピ(マッシュビル)を使用し、品質の高いウイスキーを製造しています。バッファロートレースのマッシュビルは、一般的なバーボンに比べてコーン比率が非常に高く、これにより甘くて優しい口当たりのバーボンが生まれます。

バッファロートレース蒸留所は、「バッファロートレース」以外にも「ブラントン」、「エンシェントエイジ」、「イーグルレア」、「ヴァンウィンクル」、「ベンチマーク」、「サゼラックライ」、「WLウェラー」といった、多くの有名なウイスキーを製造しています。

Data

蒸留所:バッファロートレース蒸留所 (サゼラック社)

所在地:Frankfort,Kentucky

URL:https://www.blantonsbourbon.com/

創業年:1984年

アルコール度数:46.5度

容量:750ml

 

 

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