メーカーズマーク

Maker's Mark

手作業のこだわりが生む滑らかな味わい

『メーカーズマーク』滑らかでほのかに甘い、手作業のこだわりが詰まったクラフトバーボンで、やわらかな口当たりが魅力的。初心者やバーボン特有の癖が苦手な方にもおススメの銘柄と言われ、その象徴的な赤い封蝋も印象的だ。「メーカーズマーク」はアメリカ・ケンタッキー州ロレットにある「メーカーズマーク蒸溜所」で造られている。美しい景観の中に佇んでいて、伝統的な製法と手作業の丁寧さで知られる。

一般的なバーボンとは異なり、ライ麦ではなく冬小麦を使うことで、柔らかくて滑らかな口当たりを生み出している(ン70%、小麦16%、大麦麦芽14%)。さらに、原料の粉砕には「ローラーミル」という昔ながらの方法を使い、焦げ付きや不快な香味を抑えている。発酵の過程では、樹齢100年以上の赤イトスギの木製発酵槽を使用し、150年以上引き継がれてきた酵母を守り続けています。

また、ひとつひとつ手作業で蝋封を施す独特なボトルデザインが、職人のこだわりを象徴している。こういった工夫が「メーカーズマーク」の優雅な味わいを生み出している。

■飲み方あれこれ!!

〇「メーカーズマーク」は、冬小麦を使用したことで口当たりが滑らかで甘みのあるバーボンウイスキーです。

ハイボール:

⇒炭酸水で割ることで、爽快感が増し、メーカーズマークの甘みと香りが際立ちます。オレンジピールを加えるとさらに華やかになります。

ロック:

⇒氷を入れることで、バニラやキャラメルの甘さがゆっくりと広がり、奥深い味わいを楽しめます。

ストレート:

⇒そのまま飲むことで、メーカーズマークの特徴的な甘みとスムースな口当たりをダイレクトに味わえます。

カクテル:

⇒オールドファッションドやマンハッタンなどのクラシックカクテルのベースとしてもおすすめです。

「メーカーズマーク」はクセが少なく、初心者にも飲みやすいバーボンなので、いろいろな飲み方を試してみるのも楽しいですね。

 

▶メーカーズマーク蒸留所のこと

メーカーズマーク蒸溜所の歴史は、1780年にスコットランド系移民のロバート・サミュエルズがアメリカ・ケンタッキー州に移住し、農業を営みながら自家製のウイスキー造りを始めたことから始まる。その後、1840年にロバートの孫テーラー・ウィリアム・サミュエルズが蒸溜所を設立し、本格的に産業生産が開始された。

アメリカでは1920~30年の間に禁酒法が施行され、蒸溜所の操業は一時停止することになりました。その後、1951年にサミュエルズ家の6代目であるT・ウィリアム・“ビル”・サミュエルズ・シニアが、ロレットにあるスターヒルファームという農園とバークス・スプリング蒸留所を3万5千ドルで買収。これが現在まで続くメーカーズマーク蒸溜所の始まりとなりました。これを機に蒸溜所は再建され、1953年から手作業にこだわった少量生産のバーボン造りが始まりました。

■メーカーズマーク蒸溜所

この際、ビルは独自の製法を追求し、より優しい味わいのバーボンを造ることを目指し、なんと先祖から引き継がれてきたレシピを燃やし、ライ麦の代わりに蒸留所周辺10~15マイル内で収穫された冬小麦を使うことを決断しました。これが、メーカーズマークの特徴である柔らかく滑らかな味わいを生み出す秘訣となったのです。この時、ひとつひとつ手作業で蝋封を施す独特なボトルデザインを導入。「メーカーズマーク(製造者の刻印)」というブランド名は、ビルの妻マージーの考案によるものだという。

瓶詰めには、冷却濾過は行わずにアルコール分45%で瓶詰めしているのもメーカーズマークの特徴となっている。1959年、約6年の熟成を経て「メーカーズマーク」が誕生し販売が開始されました。1978年にはメーカーズマーク蒸溜所が、アルコール飲料関連施設としてアメリカ初の国定歴史建造物に指定され、象徴的な存在となりました。

メーカーズマーク蒸留所は1981年以降、ハイラム・ウォーカー社、シーグラム社、アライド・ドメク社、フォーチュン・ブランズ社、ビーム社と、次々と親会社が変わったが、2014年、ビーム社は日本のサントリーに売却され、ビームサントリー社の傘下となった(2024年、ビームサントリーはサントリーグローバルスピリッツに社名変更をしている)。

2011年、7代目ビル・ジュニアが引退し、現在では8代目ロブ・サミュエルズが蒸溜所を運営しており、伝統的な手法を維持しつつ、現代の需要に応える製造を行っています。この歴史とこだわりの製法に基づいて、メーカーズマークは今もなお多くのバーボン愛好家に愛され続けています。

・ラベルにも記されているマークは何?

〇ラベルにも記されるこのマークの「S」は、メーカーズマークの創設者サミュエルズ家(Samuels)の頭文字を表し、「IV」は、ウイスキー事業を本格的に始めたサミュエルズ家の3代目テーラーから、メーカーズマークを生み出した6代目ビルまでの4世代の歴史を象徴している。

さらに、星マークは、これは現在の蒸溜所がある場所「スターヒルファーム」に由来している。

Data

蒸留所:メーカーズマーク蒸留所(サントリーグローバルスピリッツ)

所在地:Loretto,Kentucky

URL:https://www.suntory.co.jp/whisky/makersmark/

創業年:1953年

アルコール度数:45度

容量:50ml(PT)、200ml 、350ml、700ml、1000ml、1750ml

 

 

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