Early Times White

バーボンの伝統と独自のブレンド技術の融合
『アーリータイムズ ホワイト』は、バニラやキャラメルの甘さとスパイシーな風味が特徴の「アメリカンブレンデッドウイスキー」。バーボンの伝統的な製法を一部取り入れつつも、独自のブレンド技術を取り入れている。
「エッ、アーリータイムズってバーボンじゃないの?」と思われる方もいるでしょうが、バーボンにはいくつか法律の規定があって、「内側を焼いたオークの新樽のみで熟成」というのもそのひとつ。しかし、「アーリータイムズ ホワイト」は、一度使用された樽も使用している。そのためより複雑で深みのある風味を実現しているが、法律上バーボンの定義には当てはまらないため「アメリカンブレンデッドウイスキー」に分類される。
風味の特徴としては、バニラやキャラメルの甘さが際立ち、さらにスパイシーなニュアンスが加わる。これによって、飲みやすさと複雑さが絶妙にバランスしている。香りは、ハチミツやトーストしたオークの香ばしさが感じられ、口に含むと滑らかなテクスチャーが広がります。後味には、ほのかなスモーキーさとともに、長く続く甘みが楽しめます。
さらにもう一つの魅力は、その手頃な価格にある。高品質でありながら、比較的リーズナブルな価格帯で提供されているため、日常的に楽しむことができる。これにより、ウイスキー初心者から愛好者まで、幅広い層に支持されています。
飲み方としては、
まずは、ハイボールやロックがおススメ。ハイボールの場合、炭酸水と合わせることでバーボン特有の甘みや香りが引き立ち飲みやすくなる。ロックでは、氷によってアルコール感が少し抑えられ、丸みのある味わいが楽しめる。
ストレートも挑戦できますが、強めのアルコール感があるので、ウイスキーの風味をじっくり味わいたいときにおススメです。
・バートン1792蒸溜所のこと
「アーリータイムズ」は1860年にケンタッキー州バーボン群アーリー・タイムズ村で誕生した。「アーリータイムズ」という名前の由来は「昔ながらの製法」(Early
Times Method)に基づき、その精神が大切に受け継がれています。
禁酒法(1920~33年)時代の1923年、「オールド・フォレスター」で知られるブラウン・フォーマン社が買収。以降、ルイヴィルにある同社の蒸溜所で製造。禁酒法時代はアルコールの製造や販売が禁止されていたが、「医療用ウイスキー」として認められ、例外的に販売が許可されていた。
この時期にアーリー・タイムズは広く知られるようになり、禁酒法が解除された後もその人気は続いた。マッシュビル(トウモロコシ、大麦、ライ麦の比率)は伝統的で、仕込み水にはケンタッキー州の石灰でできた地層を通ったミネラル豊富な中硬水(ライムストーンウォーター)が使われている。
2020年、アーリー・タイムズのブランドは、サゼラック社に買収され、現在はケンタッキー州バーズタウンにあるバートン1792蒸溜所で製造されている。バートン1792蒸留所は、1879年にアメリカのケンタッキー州バーズタウンで設立された歴史ある蒸留所で、「1792」という数字は、ケンタッキー州がアメリカ合衆国の州になった年を指している。
バートン1792蒸留所はその歴史だけでなく、バーボンの品質でも評価されており、数々の賞を受賞したバーボンを造り出しており、特に「1792スモールバッチ・バーボン」が有名。
「アーリータイムズ」は、かつては日本向けに「イエローラベル」と「ブラウンラベル」があったが、現在は終売となっている。2022年9月からは「アーリータイムズ ホワイト」が世界に先駆けて日本で先行発売され、新しいアーリータイムズの顔となっています。
Data
蒸留所:バートン1792蒸溜所(サゼラック社)
所在地: Lousville,Kentucky (新・Bardstown,Kentucky)
URL:https://www.sazerac.com/our-brands/sazerac-brands/early-times.html(サゼラック社公式サイト)
創業年:1860年
アルコール度数:40度
容量:700ml、1750ml
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