とくぎんろくちょうし
2025.11.19
すっきりとした飲み口と深い余韻
熊本県球磨地方の自然と伝統が育んだ米焼酎『六調子』は、球磨焼酎の中でも特に熟成にこだわった本格派の逸品です。六調子酒造は1923年創業の老舗蔵元で、500年の歴史を持つ球磨焼酎の製法を継承しながら、独自の技術でさらなる高みを目指しています。原料には地元産の良質な米と、清らかな球磨川水系の地下水を使用。蒸留には昔ながらの常圧式単式蒸留機を用い、米の旨味と香りをしっかりと引き出しています。
最大の特徴は、平均12年にも及ぶ長期熟成。スコットランドのハイランド地方に似た気候条件を再現した貯蔵環境で、温度管理を徹底しながらじっくりと寝かせることで、まろやかで奥深い味わいを実現しています。熟成によって生まれる芳醇な香りと、米の甘みが調和したその味わいは、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
また、ラベルデザインにもこだわりがあり、人間国宝・芹沢銈介氏による型絵染めの意匠が施されたボトルは、視覚的にも高級感を演出。贈答品としても人気があります。飲み方はロックやお湯割りはもちろん、ストレートでもその魅力を存分に楽しめます。六調子は、ただ酔うための酒ではなく、文化として、そして時間を味わうための焼酎です。
■飲み方あれこれ!!
お湯割り:
米の甘みと熟成香がふわりと立ち上がり、口当たりはまろやかで優しい。寒い季節にぴったりの一杯で、食中酒としても心地よく寄り添ってくれる。
ロック:
氷で冷やすことで香りが引き締まり、米の旨味とコクがダイレクトに感じられる。ゆっくりと氷が溶けるにつれて味わいが変化し、長く楽しめる飲み方。
ソーダ割り:
爽快な炭酸が熟成香を引き立て、軽やかな口当たりに。食前酒としてもおすすめで、焼酎の奥深さをカジュアルに楽しめるスタイル。
▶「六調子酒造株式会社」のこと
「六調子酒造株式会社」は、1923年(大正12年)に熊本県球磨郡錦町で創業された老舗の焼酎蔵です。球磨盆地の霧深い里に位置し、球磨川水系の清冽な地下水と地元産の良質な米を原料に、500年の歴史を持つ球磨焼酎の伝統を継承しながら、独自の技術と哲学で焼酎造りを続けています。
社名の「六調子」は、音楽用語に由来し、「調和が取れている」「美しくリズミカル」という意味が込められています。その名の通り、焼酎造りにおいても味・香り・コクの調和を重視し、一本一本に魂を込めた酒造りを行っています。
「六調子酒造」の最大の特徴は、平均12年という驚異的な長期熟成へのこだわりです。焼酎は蒸留酒であるため、熟成によって味わいが大きく変化しますが、同社ではスコットランドのハイランド地方に似た気候条件を再現した特殊な貯蔵庫を用い、年間を通じて温度変化の少ない環境でじっくりと寝かせています。この熟成環境により、米の旨味と香りが凝縮された、まろやかで深みのある焼酎が生まれます。
蒸留には常圧蒸留法を採用しており、これは500年以上続く古式の蒸留法で、減圧蒸留とは異なり、米の旨味成分を余すことなく抽出できるのが特徴です。さらに、仕込みには「添え仕込み」技術を用い、日本酒に使われる黄麹を加えることで、甘みと複雑な香味を引き出しています。使用する酵母も熊本県産業技術センターと共同開発したCAN-1酵母で、常圧蒸留に適した香気成分を生成し、熟成によって芳醇な香りへと変化します。
また、焼酎の最終的な味を決定づけるブレンディングには、社長自らが携わり、一本一本に個性と品質を保証しています。ラベルにも芸術性が込められており、人間国宝・芹沢銈介氏の型絵染めや、画家・熊谷守一氏の書を用いたデザインが施され、視覚的にも高級感を演出しています。
「六調子酒」の焼酎は、単なる酒ではなく、文化であり芸術。その品質と哲学は、国内外の焼酎愛好家から高く評価されており、球磨焼酎の魅力を世界に発信し続けています。
Data
生産者:六調子酒造株式会社
住所: 熊本県球磨郡錦町西1013
創業:1923年(大正12年)
TEL:0966-38-1130
URL: http://rokuchoshisyuzou.sakura.ne.jp (六調子酒造株式会社公式サイト:直接注文不可)
原料:米、米麹(一次仕込み:白麹 、二次仕込み:黄麹(添え麹方式))
蒸留方式:常圧蒸留
アルコール度数:35度
容量: 720ml(瓶)、1800ml(瓶)
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